1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問57

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問57 (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトにも使用できる。
  • 横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の支持間隔は 12 m 以下とするが、梁貫通箇所等の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなしてよい。
  • 立てダクトの支持は1フロア1か所とするが、階高が4m を超える場合には中間に支持を追加する。
  • サプライチャンバーやレタンチャンバーの点検口の扉は、原則として、チャンバー内が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

適当でないものは「サプライチャンバーやレタンチャンバーの点検口の扉は、原則として、チャンバー内が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。」です。

選択肢1. 亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトにも使用できる。

設問の通りです。

 また、甲はぜが補強効果を持つため、保温を施さない場合においても補強を必要としません。

選択肢2. 横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の支持間隔は 12 m 以下とするが、梁貫通箇所等の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなしてよい。

設問の通りです。

選択肢3. 立てダクトの支持は1フロア1か所とするが、階高が4m を超える場合には中間に支持を追加する。

設問の通りです。

選択肢4. サプライチャンバーやレタンチャンバーの点検口の扉は、原則として、チャンバー内が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。

誤りです。

 原則として、正圧の場合には内開き、負圧となる場合は外開きとします。 

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02

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトにも使用できる。

適当です。

亜鉛鉄板製スパイラルダクトに関して、本文のとおり亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたものであり、高圧ダクト(正負圧500Paを超える)にも使用できます。

選択肢2. 横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の支持間隔は 12 m 以下とするが、梁貫通箇所等の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなしてよい。

適当です。

横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の「支持間隔は 12 m 以下」です。

ただし、「梁貫通箇所等」の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなして「可」となります。

選択肢3. 立てダクトの支持は1フロア1か所とするが、階高が4m を超える場合には中間に支持を追加する。

適当です。

「立てダクトの支持」に関して、「1フロア1か所」が原則ですが、「階高が4m を超える」場合には中間に支持を追加します。

選択肢4. サプライチャンバーやレタンチャンバーの点検口の扉は、原則として、チャンバー内が正圧の場合は外開き、負圧の場合は内開きとする。

適当ではありません。

サプライ(供給)チャンバーやレタン(還り)チャンバーの点検口の扉に関して、チャンバー内が正圧(中から押される)場合は「内開き」、負圧(中から引かれる)場合は「外開き」となります。

逆だと風圧で開いてしまって危険です。

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