1級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度（2020年）
問11 (問題A 問11)

適当ではありません。

お互いの金属管や、金属管と金属製ボックスの接続に関しては堅ろうに接続し、電気的に完全に遮断しなければなりません。省略は不可です。

適当です。

300V以下の低圧電気機械器具や金属製外箱および金属管などに施す接地工事ですので、「D種接地工事」になります。

300Vを超える低圧電気機械器具の金属製外箱や金属管などに施す接地工事になると「C種接地工事」になります。

適当です。

合成樹脂で被覆した機械器具に接続する三相3線200Vの電路において、なので漏電遮断器（ELCB）を省略するは可です。

適当です。

CD管（合成樹脂製可とう電線管）を直接コンクリートに埋め込んで施設する、は可です。

誤

厨房内の電動機用配線工事において、金属管と金属製ボックスを接続するボンド線（裸銅線）を省略せず確実に接続する。

金属配管の接地では、金属管自体を設置繊維利用し、金属管相互や金属管とボックスなどの接続は、電気的に完全に接続されることが必要です。しかし、場所によっては不完全な接続となってしまう場合もあります。

そのため、そのような接続箇所では、アースボンド線(裸銅線1.6mm以上)を使って、電気的に接続します。

正

問題文内容の通りです。

「電技解釈第29条(【機械器具の金属製外箱等の接地)」

正

問題文内容の通りです。

「電技解釈第36条(地絡遮断装置の施設)」

【 金属製外箱の使用電圧が60Vを超える低圧機械器具に接続する電路に地絡を生じたとき、自動的に電路を遮断する装置を施設します。

ただし、次に当てはまれば遮断器の設置はしなくても良い。(第1、2、4～8号省略)

3号：イ 電気用品安全法の適用を受ける2重絶縁構造のもの

　　　ロ ゴム、合成樹脂その他の絶縁物で被覆したもの

　　　ハ 誘導電動機の2次側電路に接続されるもの

2項から5項には、遮断器が必要な条件が定められていますが、省略します。】

正

問題文内容の通りです。

合成樹脂製可とう電線管には、耐燃性のあるPF管と、非耐燃性のCD管の2種類があります。

CD管は埋設専用の可とう電線管で、直接コンクリートに埋め込んで施設するか、専用の不燃性の難燃性の管かダクト内に施設します。

なお、「電技解釈第158条(【合成樹脂管工事)」第3項第7号に、上記のことが定められています。