1級管工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
問題A 問33

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 学科試験 問題A 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

排水槽及び排水ポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 排水槽の容量は、一般的に、流入排水の負荷変動、ポンプの最短運転時間、槽内貯留時間等を考慮して決定する。
  • 通気弁は、大気開口された伸頂通気のような正圧緩和の効果がないため、排水槽の通気管末端には使用してはならない。
  • 排水の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、臭気の問題等から、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する。
  • 汚水用水中モーターポンプは、小さな固形物が混入した排水に用いられ、口径の40%程度の径の固形物が通過可能なものである。

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この過去問の解説 (2件)

01

排水槽及び排水ポンプに関する問題です。

選択肢1. 排水槽の容量は、一般的に、流入排水の負荷変動、ポンプの最短運転時間、槽内貯留時間等を考慮して決定する。

適当です。

排水槽の容量の決定に関して、流入排水の負荷変動、ポンプの最短運転時間、槽内貯留時間等を考慮します。

選択肢2. 通気弁は、大気開口された伸頂通気のような正圧緩和の効果がないため、排水槽の通気管末端には使用してはならない。

適当です。

通気弁は、通常「閉」の状態で通気管内に圧力がかかることにより開きます。

大気開放式の伸頂通気のような正圧緩和の効果がないため、排水槽の通気管末端には使用してはいけません。

選択肢3. 排水の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、臭気の問題等から、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する。

適当です。

本文のとおり、排水の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、臭気の問題等から、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する必要があります。

選択肢4. 汚水用水中モーターポンプは、小さな固形物が混入した排水に用いられ、口径の40%程度の径の固形物が通過可能なものである。

適当ではありません。

汚水用水中モーターポンプは、小さな固形物に限らず口径の70%程度の径の固形物が通過可能なものが通常仕様となります。

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02

正解は 4 です。

日本下水道事業団の仕様により汚水用水中モーターポンプは、

口径の70 %程度の径の固形物が通過可能なものとされています。

1 記述の通りです。

2 記述の通りです。

3 記述の通りです。

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