1級管工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
問題A 問17
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 学科試験 問題A 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
下図に示す冷房時における定風量単一ダクト方式の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- コイル出口空気状態点◯4から◯5は送風機の発熱等による温度上昇であり、◯5から◯2は室内での状態変化でSHFの状態線上を移動する。
- 混合空気状態点◯3は、外気量と送風量の比から、「外気量/送風量 = ◯2と◯3を結ぶ線分の長さ/◯1と◯2を結ぶ線分の長さ」として求める。
- 混合空気状態点◯3とコイル出口空気状態点◯4の比エンタルピー差から求めたコイル冷却負荷のうち、外気負荷は室内状態点◯2と混合空気状態点◯3の比エンタルピー差の部分となる。
- 冷房吹出温度差は、混合空気状態点◯3とコイル出口空気状態点◯4の乾球温度差から求める。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.〇
コイル出口空気状態点④から⑤は送風機の発熱等による温度上昇であり、⑤から②は室内での状態変化でSHFの状態線上を移動します。
2.〇
混合空気状態点③は、外気量と送風量の比から、「外気量/送風量 =②と③を結ぶ線分の長さ/①と②を結ぶ線分の長さ」として求めます。
3.〇
混合空気状態点③とコイル出口空気状態点④の比エンタルピー差から求めたコイル冷却負荷のうち、外気負荷は室内状態点②と混合空気状態点③の比エンタルピー差の部分となります。
4.×
冷房吹出温度差は、室内空気点②とコイル出口空気状態点④の乾球温度差から求めます。
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02
「冷房時」における「定風量単一ダクト方式」の「湿り空気線図」に関する問題です。
グラフの縦軸、横軸が示すもの各点から点を結んだ線が何を示すかを正しく把握しておきましょう。
適当です。
④から⑤は、コイル出口空気状態点で送風機の発熱等による温度上昇を示しています。
⑤から②は、室内での状態変化を示し、SHF(顕熱比)の状態線上を移動します。
適当です。
③は混合空気状態点を示し、「外気量/送風量=②-③の線分の長さ/①-②の線分の長さ」という
外気量と送風量の比から求めます。
適当です。
③混合空気状態点と④コイル出口空気状態点の比エンタルピー差=「コイル冷却負荷」であり
そのうちの「外気負荷」は、②室内状態点と③混合空気状態点の比エンタルピー差の部分となります。
適当ではありません。
「冷房吹出温度差」は、②室内状態点と④コイル出口空気状態点の「乾球温度差」から求めるのが正解です。
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