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1級管工事施工管理技士の過去問 令和3年度（2021年） 問題A 問23

問題

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機械換気設備により電気室において発生した熱を排除するときに必要な最小換気量として、適当なものはどれか。ただし、発生熱量は4kW、許容室温は40℃、外気温度は35℃、空気の比熱は1.0kJ/（kg・K）、空気の密度は1.2kg/m3とする。
   1 .
1,200m3/h
   2 .
1,600m3/h
   3 .
2,400m3/h
   4 .
2,800m3/h
（ 1級 管工事施工管理技術検定試験　令和3年度（2021年） 学科試験 問題A　問23 ）
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この過去問の解説 （2件）

16

式は次のようになります。

Q＝(3600×H)／(r×Cp(tiｰto))

Q＝必要換気量m3/h

H＝発熱量kW

r＝空気密度kg/m3

Cp＝空気比熱kJ/kg･℃

ti＝許容室温度℃

to＝外気温度℃

Q＝(3600×4)／(1×1.2(40－35))＝2400m3/h

となります。

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8

発生熱量の排除を目的とした場合の換気量の計算

必要最小換気量：V [m3/h]

発生熱量：q [kW]

許容室温：T [℃]

外気温度：ｔ[℃]

空気の比熱：C [kJ/(kg・k)]

空気の密度：ρ [kg/m3]

のとき、次の式が成り立ちます。

V=3600q ／ Cρ (T－t)

選択肢1. 1,200m3/h

V=3600q ／ Cρ (T－t)

=3600x4／1.0x1.2x(40-35)

=2400 [m3/h]

よって、誤りです。

選択肢2. 1,600m3/h

V=3600q ／ Cρ (T－t)

=3600x4／1.0x1.2x(40-35)

=2400 [m3/h]

よって、誤りです。

選択肢3. 2,400m3/h

V=3600q ／ Cρ (T－t)

=3600x4／1.0x1.2x(40-35)

=2400 [m3/h]

よって、正解です。

選択肢4. 2,800m3/h

V=3600q ／ Cρ (T－t)

=3600x4／1.0x1.2x(40-35)

=2400 [m3/h]

よって、誤りです。

まとめ

上記の式は発生熱量の排除を目的とした場合の換気量の計算です。

換気の計算式は他にも種類があるので注意が必要です。

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