1級管工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年) 問題B 問51
この過去問の解説 (2件)
ダクトの施工に関する問題です。
適当です。
ダクトの施工において「アングルフランジ工法」(鉄やステンレスなどでフランジ部分を製作し、
ダクトの端に溶接等で取付・固定にて接続し、現場にてフランジ部をガスケット、ボルト、ナットで接続する工法)では、
低圧ダクト(風速15m/s以下、静圧490Pa以下)のダクトか高圧ダクト(風速20m/s以下、静圧491Pa以上)かにかかわらず、
ダクトの吊り間隔は同じとなります。
適当です。
ダクトの施工において「共板フランジ工法」(ダクトの四隅にそれ専用のコーナーピースをはめ込んだ後、ボルト締めをして、共板フランジ部分を接合クリップで固定する工法)のダクトに使用されるガスケットは、
アングルフランジ工法ダクトに使用するガスケットより厚いものを使用します。
適当ではありません。
スパイラルダクト(亜鉛めっき板を螺旋状に巻き円形に成形したダクト)の差込接合においては、
「継手の外面にシール材を塗布」して、鋼製ビスで固定し、ダクト用テープを二重巻きにしなければなりません。
適当です。
「亜鉛鉄板製長方形ダクト」の板厚に関して述べており、
本文のとおりダクト両端の寸法が異なる場合、その「最大寸法による」板厚とします。
工事施工のダクトについての問題です。
アングルフランジ工法では、低圧ダクトか高圧ダクトかにかかわらず、ダクトの吊り間隔は同じとなります。
共板フランジ工法ダクトに使用するガスケットは、アングルフランジ工法ダクトに使用するガスケットより厚いものを使用する必要があります。
スパイラルダクトの差込接合では、
鋼製ビスで固定→シール材を塗布→ダクト用テープを二重巻き
とします。
亜鉛鉄板製長方形ダクトの板厚は、ダクト両端の寸法が異なる場合、その最大寸法による板厚とします。
ダクトの施工上の留意点について知識が必要です。
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