1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問6
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
下図は流速を計測する器具の原理を説明したものである。
その「器具の名称」と「流速(v)と高さ(h)の関係」の組合せとして、適当なものはどれか。
その「器具の名称」と「流速(v)と高さ(h)の関係」の組合せとして、適当なものはどれか。
- ピトー管 ―――――― vはhに比例
- ピトー管 ―――――― vは√hに比例
- ベンチュリー管 ――― vはhに比例
- ベンチュリー管 ――― vは√hに比例
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この過去問の解説 (2件)
01
ピトー管に関する問題です。
ピトー管の原理は、前問題で解説した、ベルヌーイの定理が基本原則です。
ピトー管は、流れの中に置かれ、流れの速度を計ります。
ベルヌーイの定理から、
ピトー管の先端、p1の圧力点と、管の側面部分、p2の圧力点に定理を当てはめます。
1/2 ρv12+p1=1/2 ρv22+p2
p1-p2=ρgh……流れる流体と、ピトー管内の流体が同じという前提です。
ピトー管入り口では流速は0となり、管の側面部分は流速v から、次式が得られます。
v1=0、v2=v=√(2(p1-p2)/ρ)
以上から、v=√(2gh) となり、vは√hに比例します。
誤
vはhに比例は誤りです。
正
解説どおりです。
誤
ベンチュリ―菅でもなく、vはhに比例しません。
誤
ベンチュリ―菅ではありません。
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02
流体測定器具の名称と原理に関する問題です。
動圧と静圧の差からベヌルーイの式を用いて流速を測定する器具をピトー管と呼びます。
流速vはマノメーターの差圧hの平方根√hに比例します。
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