1級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
問題A 問44

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 学科試験 問題A 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

JISに規定している、「配管材料」と「記号」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
  • 配管用炭素鋼鋼管 ――――――――― SGP
  • 圧力配管用炭素鋼鋼管 ――――――― STPG
  • 架橋ポリエチレン管(二層管) ――― XM
  • 水道用硬質ポリ塩化ビニル管 ―――― VP

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この過去問の解説 (2件)

01

JISに規定している、配管材料と記号の問題です。

選択肢1. 配管用炭素鋼鋼管 ――――――――― SGP

正しい組み合わせです。

 

JIS G 3452に詳細規格が示されています。

選択肢2. 圧力配管用炭素鋼鋼管 ――――――― STPG

正しい組み合わせです。

 

JIS G 3454に詳細規格が示されています。

選択肢3. 架橋ポリエチレン管(二層管) ――― XM

架橋ポリエチレン管の二層構造は、記号XEで、単相構造がXMもしくはXMNDです。

 

JIS K 6769に詳細規格が示されています。

架橋ポリエチレン管は、単相管のM種と、二層管のE種に分けられます。

M種は、メカニカル式継手で接合する管で、E種は、融着式継手で接合する管です。

選択肢4. 水道用硬質ポリ塩化ビニル管 ―――― VP

正しい組み合わせです。

 

JIS K 6742に詳細規格が示されています。

水道用硬質ポリ塩化ビニル管は、VPとHIVPがあり、HIVPは耐衝撃性です。

VPは低温になると衝撃強さが低下するため、HIVPとの使い分けが必要です。

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02

配管材料に関する問題です。

選択肢3. 架橋ポリエチレン管(二層管) ――― XM

架橋ポリエチレン管(二層管)はXEで表されるため、この記述は誤りです。

XMと表されるのは架橋ポリエチレン管(XPEP)です。

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