1級管工事施工管理技士 過去問
令和4年度(2022年)
問54 (問題B 問10)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 問54(問題B 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

腐食・防食に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 蒸気配管系統に配管用炭素鋼鋼管(黒)を使用する場合、蒸気管(往き管)は、還水管よりも腐食が発生しやすい。
  • 電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置のマイナス端子に被防食体を接続する。
  • 溶融めっきは、金属を高温で溶融させた槽中に被処理材を浸漬したのち引き上げ、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。
  • 密閉系冷温水配管では、ほとんど酸素が供給されないので配管の腐食速度は遅い。

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この過去問の解説 (2件)

01

腐食・防食に関する問題です。

選択肢1. 蒸気配管系統に配管用炭素鋼鋼管(黒)を使用する場合、蒸気管(往き管)は、還水管よりも腐食が発生しやすい。

蒸気配管内は蒸気のなかにCO2が含まれていて、往き管は黒ガス管(SGP)でも腐食はありませんが、蒸気の戻り管である蒸気還水管は、蒸気がコンデンセートした復水中に、CO2が溶け込みpHが低くなって、炭酸腐食などを起しやすく腐蝕の原因となります。

そのため、戻り管は、ステンレス鋼鋼管を採用することが望まれます。

選択肢2. 電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置のマイナス端子に被防食体を接続する。

外部電源方式の防食では、プラス極に耐久性電極、マイナス極に被防食体を接続し、電解質溶液を通して電極から防食電流を流し込む方式です。

外部電源方式は、防食範囲を広くとることができるため、全面腐食が起こる腐蝕環境に適用できます。

選択肢3. 溶融めっきは、金属を高温で溶融させた槽中に被処理材を浸漬したのち引き上げ、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。

高温で溶融させた亜鉛の中に、メッキ材を入れて表面を亜鉛で覆う防食方式で、鉄板・鋼材・鋼管などに用いられています。

選択肢4. 密閉系冷温水配管では、ほとんど酸素が供給されないので配管の腐食速度は遅い。

密閉系冷温水配管の腐蝕の要因は溶存酸素ですが、この系統の配管は開放系と違い、水に空気が触れることが少ないため、溶存酸素ができ難く、配管の腐蝕速度が遅くなります。

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02

腐食・防食に関する問題です。

選択肢1. 蒸気配管系統に配管用炭素鋼鋼管(黒)を使用する場合、蒸気管(往き管)は、還水管よりも腐食が発生しやすい。

×

 

蒸気管は、還水管よりも腐食が発生しやすい。

逆です。還水管(戻り管)のが腐食するので、

戻り管にはステンレス鋼鋼管を使用するのが望ましいとされています。

選択肢2. 電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置のマイナス端子に被防食体を接続する。

 

文章の通りです。

外部電源方式では、直流電源装置のマイナス端子に被防食体に接続し、

プラス端子を外部の陽極に接続します。

被防食体に陽極を繋げてしますと腐食が加速します。

選択肢3. 溶融めっきは、金属を高温で溶融させた槽中に被処理材を浸漬したのち引き上げ、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。

 

文章の通りです。

選択肢4. 密閉系冷温水配管では、ほとんど酸素が供給されないので配管の腐食速度は遅い。

 

文章の通りです。

酸素が供給されない分、腐食は遅いです。

密閉系だと、防食剤等の薬剤が長期的安定しているので、

防食剤等の効果が持続します。

参考になった数0