1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問2 (問題A 1 問2)
問題文
下図に示す水槽において、流出孔から水面までの高さHが3倍の3Hになったとき、側壁の流出孔からの噴出速度の変化の倍率として、適当なものはどれか。
ただし、流出孔に比べて水槽は十分大きく、速度係数は水位の変化に関係なく一定とする。
ただし、流出孔に比べて水槽は十分大きく、速度係数は水位の変化に関係なく一定とする。

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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問2(問題A 1 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
下図に示す水槽において、流出孔から水面までの高さHが3倍の3Hになったとき、側壁の流出孔からの噴出速度の変化の倍率として、適当なものはどれか。
ただし、流出孔に比べて水槽は十分大きく、速度係数は水位の変化に関係なく一定とする。
ただし、流出孔に比べて水槽は十分大きく、速度係数は水位の変化に関係なく一定とする。

- √3倍
- 3倍
- 6倍
- 9倍
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この過去問の解説 (3件)
01
水槽の流出孔から流れる水の速度と水面高さの関係を求める問題です。
1番高いときの水面の位置を「1」、
水面が低くなったときの水面の位置を「2」、
水槽の流出孔の位置を「3」
とします。
1,2,3の位置にベルヌーイの定理を適用すると、次のようになります。
ベルヌーイの定理の解説は省略しますが、力学的エネルギー保存則が成り立つというものです。
速度エネルギー+圧力エネルギー+位置エネルギー=3点とも同じ、ということが分かります。
数式で表すと以下のようになります。
1/2・ρv12+p1+ρgz1=1/2・ρv22+p2+ρgz2=1/2・ρv32+p3+ρgz3
水面が「1」の時の「3」の速度は、数値を当てはめて求めます。位置の基準は「3」の位置とします。
v1=0、p1=0(大気圧)、z1=3H、p3=0、z3=0
3ρgH=v32 となりますので、v3=√(3ρgH)
水面が「2」の時の「3」の速度は、数値を当てはめて求めます。
v2=0、p2=0、z2=H、p3=0、z3=0
ρgH=v32 となりますので、v3_2=√(ρgH)
「1」の時の流出速度と、「2」の時の流出速度の比は、
v3/v3_2=√(3ρgH)/√(ρgH)=√3 倍です。
正
解説どおりです。
誤
計算式か、計算に誤りがあったのでしょう。
誤
計算式か、計算に誤りがあったのでしょう。
誤
計算式か、計算に誤りがあったのでしょう。
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02
側壁の流出孔からの噴出速度はトリチェリの定理を
適用することができます。
V₁=√2gH
V:流出速度 g:重力加速度 H:水面から流出孔までの高さ
v₂=√2g・3H=√3・√2gH=√3 となります。
〇
解説通りです。
✕
解説の回答に相違があります。
よって設問は誤りです。
✕
解説の回答に相違があります。
よって設問は誤りです。
✕
解説の回答に相違があります。
よって設問は誤りです。
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03
ベルヌーイの定理を用いた問題です。
流出口のある高さをA、AよりH高い部分をB、Aより3H高い部分をCとした場合、
1/2ρvA2+PA+ρgzA=1/2ρvB2+PB+ρgzB=1/2ρvc2+Pc+ρgzc と表されます。
Bより噴出した場合は
zA=0,zB=H,PA=0,vB=0,PB=0より
vAB=√(2gH) となります。
同様にAより噴出した場合は
zA=0,zC=3H,PA=0,vC=0,PC=0より
vAC=√(6gH) となります。
そのため、
vAC/vAB=√(6gH)/√(2gH)=√3 と算出されます。
正解です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
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