1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問28 (問題A 2 問14)
問題文
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年) 問28(問題A 2 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 水道直結増圧方式は、ポンプ直送方式に比べて、給水引込み管の管径が小さくなる。
- 受水タンク本体又は出口配管には、地震時の配管破損等への対応として緊急遮断弁を設ける。
- 器具給水負荷単位は、公衆用で使う場合よりも私室用で使う場合の方が、小さい値になる傾向がある。
- 受水タンクの保守点検スペースは、上部は1m以上とし、周囲及び下部は0.6m以上とする。
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この過去問の解説 (1件)
01
給水設備に関する問題です。
誤
水道直結増圧方式は、ポンプ直送方式に比べて、給水引込み管の管径が大きくなる。
直結直圧方式の給水から、給水需要の増加によって、水道直結増圧方式かポンプ直送方式に改造することを想定します。
水道直結増圧方式は、増圧給水設備を設置して給水する方式で、建物の3階~5階まで給水できるようになっています。したがって、給水需要が増えるため、給水引込管の管径をこれまで以上に大きくする必要があります。
一方、ポンプ直送方式は、タンクに引き込み給水を貯めて、ポンプで建物の3階~5階まで給水できる方式です。給水引込管の管径は給水タンクに貯めるサイズを確保できれば良いため、これまで以上の管径を大きくする必要がありません。
正
問題文の通りです。
「公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)」の受水タンク廻り配管要領のタンク周りの配管図に、災害時対応として、給水引込管に緊急遮断弁を設けるようになっています。
正
問題文の通りです。
器具給水負荷単位は、特定の衛生器具の器具給水単位流量で、器具の器具給水単位流量を割った値に、使用者の使用に応じた負荷率を掛けて求めた値です。
正
問題文の通りです。
「(建設省告示第1597号(建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配管設備の構造方法を定める件)」では、次のように規定されています。
【 外部から給水タンク又は貯水タンクの天井、底又は周壁の保守点検を容易かつ安全に行うことができるように設けること。 】
上部1m以上、周囲と下部0.6m以上は、保守点検を容易にするためのタンクからの距離を定めたものです。(日本建築センター等:給排水設備技術基準)
梁や柱などは門ホールの出入口に支障となる位置とならないようにします。
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