1級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)
問46 (問題B 1 問2)

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問題

1級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年) 問46(問題B 1 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜I は作業内容、日数は作業日数を表す。
問題文の画像
  • クリティカルパスは1本で所要日数は17日である。
  • イベント⑦の最遅完了時刻は、13日である。
  • 作業Fの作業日数を1日短縮すれば、全体工期は1日短縮される。
  • 作業Gのトータルフロートは2日である。

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この過去問の解説 (2件)

01

ネットワーク工程表に関する問題です。

選択肢1. クリティカルパスは1本で所要日数は17日である。

問題文の通りです。

 

④→⑦と行くためには、➀→⑤(9日)が終える必要があり、➀→②→④(8日)より長いルートです。したがって、➀→⑦までは、12日かかります。

 

また、⑦→⑧と行くためには、➀→②→③→⑥(13日)が終える必要があり、➀から⑦に行くまでに最も長い行程になります。

 

従って、➀→②→④→⑦→⑧と行程を進めるには、➀→②→③→⑥が終わってから行程を進めるため、トータル17日かかり、これがクリティカルパスです

選択肢2. イベント⑦の最遅完了時刻は、13日である。

問題文の通りです。

 

➀から⑦に行くまでには、13日かかりますので、⑦の最遅完了時刻は13日です。

選択肢3. 作業Fの作業日数を1日短縮すれば、全体工期は1日短縮される。

作業Fの作業日数を1日短縮しても全体工期への影響はありません

 

⑦→⑧と行程を進めるには、➀→②→③→⑥(13日)が終わっている必要があり、Fを1日短縮しても、全体工期は変わりません。

選択肢4. 作業Gのトータルフロートは2日である。

問題文の通りです。

 

➀→⑤→⑦→⑧は15日ですので、Gはまだ2日のフロートがあります。

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02

ネットワーク工程表に関する問題です。

選択肢1. クリティカルパスは1本で所要日数は17日である。

 

問題文のクリティカルパスは

①→②→③→⑥→⑦→⑧

工程で17日です。

 

他の工程順で17日のクリティカルパスは

ないので1本となります。

選択肢2. イベント⑦の最遅完了時刻は、13日である。

 

⑦の工程の流れは

 

①→⑤→⑦ 11日

①→⑤→④→⑦ 12日

①→②→④→⑦ 11日

①→②→③→⑥→⑦ 13日

になります。

 

この中で最遅完了は

①→②→③→⑥→⑦ 13日になります。

よって最遅完了時刻は13日です。

選択肢3. 作業Fの作業日数を1日短縮すれば、全体工期は1日短縮される。

 

作業Fの作業日数を1日短縮しても全体工期は1日短縮に

影響はないです。

 

①→②→③→⑥→⑦→⑧がクリティカルパスで

④→⑦の工期の作業Fが1日短縮になっても

全体工期に影響ないです。

 

よって設問は誤りです。

 

選択肢4. 作業Gのトータルフロートは2日である。

 

①→⑤→⑦→⑧ 15日で

作業Gのトータルフロートは2日になります。

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