2級管工事施工管理技士 過去問
平成29年度(2017年)
問29 (ユニットD 問29)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成29年度(2017年) 問29(ユニットD 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

総合的な施工計画を立てる際に行うべき業務として、適当でないものはどれか。
  • 設計図書にくい違いがある場合は、現場代理人が判断し、その結果の記録を残す。
  • 材料及び機器について、メーカーリストを作成し、発注、納期、製品検査の日程などを計画する。
  • 設計図書により、工事内容を把握し、諸官庁へ提出が必要な書類を確認する。
  • 敷地の状況、近隣関係、道路関係を調査し、設計図書で示されない概況を把握する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 誤り

設計図書にくい違いがある場合、監理者へ報告し指示を仰ぎます。

2 正しい

材料や機器の発注、納期、製品検査のなどに日程の工事計画をします。

3 正しい

工事内容を確認し、関係各所に必要な書類を確認します。

4 正しい

現場の立地条件の事前調査が必要です。敷地条件・近隣調査・道路状況などの事前調査を行います。

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02

総合施工計画を立てる際に行うべき業務において、

該当しないものを選択する問題です。

1.設計図書に食い違いがある場合、

 監理者へ報告し、指示を仰ぐようにします。

 現場代理人が勝手に判断してはいけません。 

2.材料・機器について、

 メーカーリストを作成し、

 ・発注

 ・納期

 ・製品検査の日程

 等の計画を行います。

3.設計図書から、

 工事内容を把握し、

 諸官庁へ提出が必要な書類を確認します。

4.現場周囲の状況確認として、

 ・敷地の状況

 ・近隣関係

 ・道路関係

 等設計図書で把握できない内容を

 現場調査で確認します。 

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03

総合的施工計画を立てる業務に関する問題です。

選択肢1. 設計図書にくい違いがある場合は、現場代理人が判断し、その結果の記録を残す。

設計図書にくい違いがある場合は、設計図書に優先順位があれば、それに従う。優先順位がないあるいはそれでは決められない場合は、現場代理人が判断し、監督員に通知してその確認を請求し、監督員は受注者の立会いの上、直ちに調査を行なう。発注者は、受注者の意見を聴き、調査の結果をとりまとめ、その結果を受注者に通知する

 

設計図書は、別冊の図面・標準仕様書・特記仕様書・現場説明書及び現場説明に対

する質問回答書からなります。

設計図書間に相違がある場合は、優先順位によって決定し、優先順位は次の(1)から(5)までの順番のとおりとします。

(1) 質問回答書 、(2) 現場説明書、(3) 特記仕様書、(4) 別冊の図面、(5) 標準仕様書

 

1) 設計図書間に優先順位がない場合、設計図書の内容に疑義が生じた場合、現場の納まり・取合いの関係で設計図書では困難や不都合が生じた場合などでは、監督員に通知し、その確認を請求します。

2)  監督員は、確認を請求されたときは、受注者の立会いの上、直ちに調査を行います。

3)  発注者は、受注者の意見を聴き、調査の結果をとりまとめ、調査の終了後、その結果を受注者に通知します。

選択肢2. 材料及び機器について、メーカーリストを作成し、発注、納期、製品検査の日程などを計画する。

問題文の内容通りです

 

使用する材料と機器は、設計図書に定める品質と性能を有するものとして、発注仕様書を作成し、見積もりからメーカー選定後に、メーカーリストを作成します。

リストには、材料などの主な仕様と、発注先と発注時期と納期を記載します。

 

材料の検査は、納品と同時に検収しますが、大型機器については、搬入・運搬方法、据付け時期を検討して納期・立会検査日・納品検査日などを決定します。

選択肢3. 設計図書により、工事内容を把握し、諸官庁へ提出が必要な書類を確認する。

問題文の内容通りです

 

工事内容によって、官庁への申請・届出等の書類提出が必要で、機器や工事ごとに、必要書類と届け日、届け先、届出者が異なるため、一覧表として、抜けが無いようにします。

選択肢4. 敷地の状況、近隣関係、道路関係を調査し、設計図書で示されない概況を把握する。

問題文の内容通りです

 

工事に当たって、周辺の状況と仮設計画を作成します。

仮設は、現場事務所・作業場・作業員詰め所・倉庫・資材置き場・足場・安全保安設備・荷役設備・仮設水道・電力・照明などの準備を行います。

 

また、高現場周辺の、火災予防・盗難防止・安全管理・作業騒音対策・異臭対策・道路安全対策などの準備を行います。

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