2級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
4 問30
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 4 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、図中のイベント間のA~Kは作業内容、日数は作業日数を表す。
- クリティカルパスは、2本ある。
- 作業Hの所要日数を3日に短縮すれば、全体の所要日数も短縮できる。
- 作業Gの着手が2日遅れても、全体の所要日数は変わらない。
- 作業Eは、作業Dよりも1日遅く着手することができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
ネットワーク工程表に関して該当しないものを選択する問題です。
1.クリティカルパスとは、
全ての作業を行った際の最長の日数のことです。
最長の日数は、
・A→D→H→I=14日
の1つしかありません。
2.クリティカルパスに該当している
作業Hを日数4日⇒3日へ変更することにより、
全体の作業日数を前倒しすることが可能になります。
3.表を確認すると、
作業Gと作業タイミングが同一な作業は作業Hです。
作業Gの所要日数が2日⇒4日になったとしても、
クリティカルパスに該当している作業H自体が所要日数4日の為、
作業時間は同じとなり、
結果全体の所要日数に変わりはありません。
4.表を確認すると、
作業Eと作業タイミングが同一な作業は作業Dです。
作業Eの作業日数が2日⇒3日に遅れたとしても、
作業Dの作業日数は3日の為、
全体所要日数に及ぼす影響はないため、
他業者と現場で絡みが出ない限りは問題ありません。
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02
①A+D+G+I=12
②B+E+H+J=11
③C+F+K=10
④C+E+H+J=10
⑤A+D+H+J=12
⑥A+D+H+I=14
⑦C+E+H+I=12
1 誤り
クリティカルパスは14日の1本です。
2 正しい
Hの4日を3日にするとクリティカルパスは13日になるので所要日数も短縮できます。
3 正しい
①のGが2日遅れても14日のクリティカルパスは変わらないので全体の所要日数も変わりません。
4 正しい
Eを1日遅く着手しても所要日数は変わりません。
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