1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午前 問14
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午前 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
建築用シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 弾性シーリング材とは、目地のムーブメントによって生じた応力がひずみにほぼ比例するシーリング材である。
- 塑性シーリング材とは、目地のムーブメントによって生じた応力がムーブメントの速度にほぼ比例し、ムーブメントが停止すると素早く緩和するシーリング材である。
- 1成分形高モジュラス形シリコーン系シーリング材は、耐熱性、耐寒性に優れ、防かび剤を添加したものは、浴槽や洗面化粧台などの水まわりの目地に用いられる。
- 2成分形ポリウレタン系シーリング材は、耐熱性、耐候性に優れ、金属パネルや金属笠木などの目地に用いられる。
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この過去問の解説 (2件)
01
1:設問通りです。
2:設問通りです。
3:設問通りです。
シーリング材には1成分形と2成分形のタイプがあり、それぞれ硬化方法が異なります。1成分形は、空気中の水分と反応して表面から硬化する湿気硬化型が主流です。2成分形は、基剤と硬化剤が反応して硬化する混合反応硬化型で、2液系コーキングガンや撹拌機が必要になります。
4:誤りです。
2成分形ポリウレタン系シーリング材は断熱性・耐候性にやや劣り、金属バネルや金属笠木などの目地には適していません。主に塗装するALCパネルの目地に用いられます。
金属パネルや金属笠木などは仕上げ塗装が原則不要なので、耐候性の優れたシリコン系のシール材が適しています。
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02
以下、選択肢ごとに解説します。
正しい。
設問の通りです。
正しい。
設問の通りです。
正しい。
設問の通りです。
誤り。
正しくは、2成分形ポリウレタン系シーリング材は、耐熱性、耐候性に劣り、主に塗装するALCパネルの目地に用いられます。
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