1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午前 問13
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午前 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
ガラスに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 型板ガラスは、ロールアウト方式により、ロールに彫刻された型模様をガラス面に熱間転写して製造された、片面に型模様のある板ガラスである。
- Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊金属をコーティングしたもので、日射制御機能と高い断熱性を兼ね備えたガラスである。
- 強化ガラスは、板ガラスを熱処理してガラス表面付近に強い圧縮応力層を形成したもので、耐衝撃強度が高いガラスである。
- 熱線反射ガラスは、日射熱の遮蔽を主目的とし、ガラスの両面に熱線反射性の薄膜を形成したガラスである。
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この過去問の解説 (2件)
01
1:設問通りです。
ロールアウト方式とは、2本の冷却ロールの間に、溶かしたガラスを通す、板ガラスの製造・加工法です。
ロールの下部側に模様を刻み込むことで表面を加工します。ロールの奥に徐冷窯(じょれいよう)があり、そこで冷えて固まったところで希望する形状にカットして、最終的な製品の形になります。
2:設問通りです。
Low-Eとは、Low Emissivity(ロー・エミシビティー)
Low:低い
Emissivity:放射
直訳すると、「放射の低い」という意味です。
3:設問通りです。
強化ガラスは、普通の板ガラスに比べて3倍から5倍の強度があります。普通の板ガラス(フロートガラス)に比べて強度が高く、割れたときに鋭利な形状にならないのが特徴です。このような特徴から「安全ガラス」と呼ばれることもあります。
4:誤りです。
熱線反射ガラスは、日射熱の遮蔽を目的とし、ガラスの片側の表面に熱線反射性の薄膜を形成したガラスです。窓際のまぶしさや局部的な昇温の防止、冷房負荷の軽減効果等があります。
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02
以下、選択肢ごとに解説します。
正しい。
設問の通りです。
正しい。
設問の通りです。
正しい。
設問の通りです。
誤り。
ただしくは、熱線反射ガラスは、日射熱の遮蔽を主目的とし、ガラスの片側表面に熱線反射性の薄膜を形成したガラスです。
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