1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午前 問44
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午前 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
屋上露出防水層の上に植栽を行う屋上緑化システムに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 排水のためのルーフドレンは、1排水面積当たり2か所以上設置し、その口径は目詰まりを考慮して余裕のあるものとする。
- 施工に当たっては耐根層を損傷することのないように注意するとともに、耐根層を保護する耐根層保護層(衝撃緩衝層)を敷設してから植栽を行う。
- 壁面等立上り部に直接土壌が接する場合、敷設する耐根層は、接する土壌仕上面より5cm下がった位置まで立ち上げる。
- 植栽地の見切り材(土留め材)に設ける排水孔には、目詰まり防止、土壌流出防止のための処理を行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
1:設問通りです。
2:設問通りです。
耐根層保護層(衝撃緩衝層)は、厚さ0.3㎜程度で材質はポリエチレンです。重ね幅は1m程度必要です。
3:誤りです。
耐根層とは、防水層と建築物を植物の根から守る目的で防根(耐根)を行う層をいい、一般的には防根シート(耐根シート)を敷設します。
壁面等立上り部に直接土壌が接する場合、敷設する耐根層は、接する土壌仕上げ面より5㎝高い位置まで立ち上げます。
本選択肢の『5㎝下がった位置』としてしまうと、防水層と建築物を植物の根から守るという、「耐根層」の目的を果たせないので、イメージしやすいと思います。
4:設問通りです。
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02
以下、選択肢ごとに解説します。
正しい。
設問の通りです。
正しい。
設問の通りです。
誤り。
壁面等立上り部に直接土壌が接する場合、敷設する耐根層は、接する土壌仕上面より高く立ち上げます。
正しい。
設問の通りです。
参考になった数14
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