1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問38
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
特定天井に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、特定天井の構造方法は仕様ルートによるものとする。
- 野縁受けの接合は、相互にジョイントを差し込んだうえでねじ留めとし、ジョイント部を1m以上の間隔で千鳥状に配置した。
- 吊り材は、天井面の面積1m2当たり1本以上とし、釣合いよく配置した。
- 勾配屋根における吊り材は、勾配をもつ屋根面に対して垂直に設置した。
- 地震時に有害な応力集中を生じさせないため、天井面の段差部分にクリアランスを設けた。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「勾配屋根における吊り材は、勾配をもつ屋根面に対して垂直に設置した。」です。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
勾配屋根における吊り材は、地面に対して垂直に設置します。
設問のとおりです。
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02
この問題のポイントは以下の通りです。特定天井は通常の天井とは仕様が異なります。しっかり押さえておきましょう。
勾配屋根における吊り材は、勾配をもつ屋根面に対しては鉛直方向に設置しなければなりません。よってこの記述は誤りです。
勾配屋根の勾配に対して垂直に吊り材を取り付けてはいけません。覚えておきましょう。
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03
特定天井とは、人が利用する空間で200㎡を超え、高さが6m以上ある吊り天井で2kg/㎡を超えるものとなります。
設問の通りです。ジョイントは千鳥配置とします。
設問の通りです。吊り材はつり合いよく配置します。
設問は誤りです。勾配のある屋根面に対してではなく、重力方向に平行に設置します。
設問の通りです。揺れにより天井に応力集中がかからないように、クリアランスを設けます。
特定天井は出題範囲が狭いのでしっかり点数を取りましょう。
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