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1級建築施工管理技士の過去問 令和3年(2021年) 午前 問17

問題

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電気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
電圧の種別における低圧とは、交流の場合600V以下のものをいう。
   2 .
電圧の種別における高圧とは、直流の場合750Vを超え、7,000Vまでのものをいう。
   3 .
大型の動力機器が多数使用される場合の配電方式には、単相2線式100Vが多く用いられる。
   4 .
特別高圧受電を行うような大規模なビルなどの配電方式には、三相4線式240V/415Vが多く用いられる。
( 1級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年) 午前 問17 )
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この過去問の解説 (2件)

13

電気の設問は、近しい数字を正確に覚える事がポイントです。

選択肢1. 電圧の種別における低圧とは、交流の場合600V以下のものをいう。

電圧の低圧とは、交流で600V以下。

        直流で750V以下。 

選択肢2. 電圧の種別における高圧とは、直流の場合750Vを超え、7,000Vまでのものをいう。

電圧の高圧とは、交流で600V以上、7000V以下。

        直流で750V以上、7000V以下。

選択肢3. 大型の動力機器が多数使用される場合の配電方式には、単相2線式100Vが多く用いられる。

単相100Vは弱いと覚えて下さい。

家庭では、I I この形の差し込みコンセントが多いです。

工場などは、I_I こんなイメージです。

選択肢4. 特別高圧受電を行うような大規模なビルなどの配電方式には、三相4線式240V/415Vが多く用いられる。

特別高圧は、三相4線式です。

三相4線式配線はヨーロッパ諸国など200V級の商用電源電圧を使用する地域の低圧配電方式として一般的です。

まとめ

電圧の種別における低圧・高圧の数字を覚えておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
10

電気関係では、電気設備または避雷設備のどちらかが毎年出題される傾向にあります。

電圧種別については直流と交流の数値を間違えないように整理して覚えておくことが肝心です。

また、電気方式に対応する用途、設置工事(アース工事)の種類についてもしっかり覚えましょう。

選択肢1. 電圧の種別における低圧とは、交流の場合600V以下のものをいう。

【〇】

低圧電気:直流≦750V交流≦600V

高圧電気:750V<直流≦7000V、600<交流≦7000

特別高圧:直流・交流ともに7000V超

低圧のみ直流と交流で異なっている(直流の方が高い)ことに注意する。

選択肢2. 電圧の種別における高圧とは、直流の場合750Vを超え、7,000Vまでのものをいう。

【〇】

低圧電気:直流≦750V交流≦600V

高圧電気:750V<直流≦7000V、600<交流≦7000

特別高圧:直流・交流ともに7000V超

低圧のみ直流と交流で異なっている(直流の方が高い)ことに注意する。

選択肢3. 大型の動力機器が多数使用される場合の配電方式には、単相2線式100Vが多く用いられる。

【✕】

電気方式(配電方式)は単相2線式~三相4線式までの4種類に区分けされています。

電力使用量(容量)が小さい方から順に次の通りです。

「単相2線式」<「単相3線式」<「三相3線式」<「三相4線式」

電圧は単相で100/200V、三相3線式は200V、三相4線式は240/415Vです。

※大型の動力機器を多数使用する場合は三相3線式または三相4線式です。

選択肢4. 特別高圧受電を行うような大規模なビルなどの配電方式には、三相4線式240V/415Vが多く用いられる。

【〇】

電気方式(配電方式)は単相2線式~三相4線式までの4種類に区分けされています。

電力使用量(容量)が小さい方から順に次の通りです。

「単相2線式」<「単相3線式」<「三相3線式」<「三相4線式」

電圧は単相2線式で100V、単相3線式では100V/200V、

三相3線式は200V、三相4線式は240/415Vです。

※特別高圧受電を行う大規模ビルや工場では三相4線式が採用されることが多い。

まとめ

戸建住宅などの電気方式はかつての単相2線式から単相3線式が主流になっています。

家庭での電力使用量の増加によるものです。

ビルなどの大規模建物では三相3線式(200V)が一般的です。

さらに巨大な建物や工場は三相4線式(400V級)が採用されます。

単相2線式の100Vに対し、単相3線式は100Vまたは200Vの供給です。

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