1級建築施工管理技士の過去問令和4年（2022年）午後ハ問72

問題

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貨物自動車を使用して分割できない資材を運搬する際に、「道路交通法」上、当該車両の出発地を管轄する警察署長の許可を必要とするものはどれか。
ただし、貨物自動車は、軽自動車を除くものとする。

1 .

長さ11mの自動車に、車体の前後に0.5mずつはみ出す長さ12mの資材を積載して運搬する場合

2 .

荷台の高さが1mの自動車に、高さ3mの資材を積載して運転する場合

3 .

積載する自動車の最大積載重量で資材を運搬する場合

4 .

資材を看守するため必要な最小限度の人員を、自動車の荷台に乗せて運搬する場合

（ 1級建築施工管理技術検定試験　令和4年（2022年）午後ハ　問72 ）

道路交通法の基礎問題です。2022年5月13日に「自動車の積載制限」について道路交通法が改正されましたので併せて確認してください。

選択肢1. 長さ11mの自動車に、車体の前後に0.5mずつはみ出す長さ12mの資材を積載して運搬する場合

不要です。車体の前後に1.1m合計11*12＝13.2ｍ以下は運搬可能です。

道路交通法施行令第22条第3号、4号

選択肢2. 荷台の高さが1mの自動車に、高さ3mの資材を積載して運転する場合

〇（正答肢）

「積載物の高さは、3.8mからその自動車の積載をする場所を減じたものを超えないこと」と規定されており設問の場合、4.0ｍとなるので警察署長の許可が必要となります。

道路交通法施行令第22条第3号

選択肢3. 積載する自動車の最大積載重量で資材を運搬する場合

不要です。最大積載重量を超える場合、警察署長の許可が必要となります。

道路交通法施行令第22条第2号

選択肢4. 資材を看守するため必要な最小限度の人員を、自動車の荷台に乗せて運搬する場合

不要です。当該貨物を看守するため必要な最小限度の人員をその荷台に乗車させて運転することができます。

道路交通法第55条

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