大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問163 (情報関係基礎(第3問) 問3)
問題文
Eさんは英小文字だけによる長さ8文字のパスワードを使っているが、悪意を持った第三者が長さ8のあらゆる文字列をもれなく試せば、いずれはパスワードを当てられてしまうことに気付いた。そこでEさんは、プログラムを作る練習としてこのことをコンピュータで確かめてみることにした。
Eさんは初めに、自分が使っているパスワードと、プログラムで生成する文字列の一つとが一致するか確かめる手続きを作成することにした。なお、ここでは8文字ちょうどのパスワードだけを考えることにする。
自分が使っているパスワードを正解文字列と呼び、配列Seikaiの要素Seikai[0]からSeikai[7]に順に1文字ずつ格納されているとする。また、プログラムで生成する文字列を候補文字列と呼び、配列Kouhoの要素Kouho[0]からKouho[7]に順に1文字ずつ格納されているとする。Eさんは、候補文字列と正解文字列で一致している文字を数え、文字列全体が一致しているときに候補文字列を表示する手続きを図1のように作成した。
Eさんは次に、英小文字だけによる8文字の候補文字列を「aaaaaaaa」から「zzzzzzzz」まで規則的にもれなく生成するため、次のような文字列と数値列の対応を考えることにした。1文字は26種類の英小文字のいずれかであるから、aを0に、bを1に、……、zを25に対応させることにすれば、図2のように数値の配列Suutiと候補文字列を一対一に対応づけることができる。この対応を利用して、配列Suutiの数値を1ずつ変化させることで次々と候補文字列を生成することができる。図3のように、aからzまでの文字が配列Moziに格納されているとき、Kouho[i]は配列Suutiを使って( ウ )と表せる。
( ウ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問163(情報関係基礎(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
Eさんは英小文字だけによる長さ8文字のパスワードを使っているが、悪意を持った第三者が長さ8のあらゆる文字列をもれなく試せば、いずれはパスワードを当てられてしまうことに気付いた。そこでEさんは、プログラムを作る練習としてこのことをコンピュータで確かめてみることにした。
Eさんは初めに、自分が使っているパスワードと、プログラムで生成する文字列の一つとが一致するか確かめる手続きを作成することにした。なお、ここでは8文字ちょうどのパスワードだけを考えることにする。
自分が使っているパスワードを正解文字列と呼び、配列Seikaiの要素Seikai[0]からSeikai[7]に順に1文字ずつ格納されているとする。また、プログラムで生成する文字列を候補文字列と呼び、配列Kouhoの要素Kouho[0]からKouho[7]に順に1文字ずつ格納されているとする。Eさんは、候補文字列と正解文字列で一致している文字を数え、文字列全体が一致しているときに候補文字列を表示する手続きを図1のように作成した。
Eさんは次に、英小文字だけによる8文字の候補文字列を「aaaaaaaa」から「zzzzzzzz」まで規則的にもれなく生成するため、次のような文字列と数値列の対応を考えることにした。1文字は26種類の英小文字のいずれかであるから、aを0に、bを1に、……、zを25に対応させることにすれば、図2のように数値の配列Suutiと候補文字列を一対一に対応づけることができる。この対応を利用して、配列Suutiの数値を1ずつ変化させることで次々と候補文字列を生成することができる。図3のように、aからzまでの文字が配列Moziに格納されているとき、Kouho[i]は配列Suutiを使って( ウ )と表せる。
( ウ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
- Suuti[i]
- Suuti[i]+1
- Mozi[Suuti[i]]
- Suuti[Mozi[i]]
- Mozi[Suuti[i]+1]
- Suuti[Mozi[i]+1]
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