大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問181 (情報関係基礎(第4問) 問6)
問題文
使用する表計算ソフトウェアの説明【◆◆◆注意:表計算ソフトウェアの説明画像へのリンク要◆◆◆】
Nさんは、「猫はどのように1日を過ごしているのだろう?」と疑問をもった。そこで、猫に位置情報と時刻を記録し蓄積する装置をつけ、猫が滞在する場所を調査し、観察しに行くことにした。なお、この装置は猫の行動を妨げない小型軽量の首輪型のもので、猫から装置を回収してデータを読み出すことができる。
Nさんは、学校の正門の位置を原点O(0,0)として、図1のように座標(メートル単位)を設定し、自分で装置を持ち歩いて30分間の予備実験を行った。この装置には、通し番号、時刻、x座標、y座標の4項目のデータが2分間隔で蓄積される。なお、位置を正確に取得できない場合は、x座標とy座標のデータとして「エラー」が記録される。まず、シート1予備実験を作成し、4項目を装置から読み出して列Aから列Dに入力した。
Nさんは、予備実験で収集したデータから座標のエラーの出現率を調べ、10%未満であれば装置を信頼し、猫の滞在場所の調査に利用することにした。そこで、装置の信頼性を確認するため、シート2装置評価を作成した。
まず、通し番号に抜けがないことを調べる。シート2のセルB1に全データ件数を求める計算式( ア )(予備実験!A2~A17)を入力し、通し番号の最後と一致することを確認した。次に、エラーの出現件数を求めるため、セルB2に計算式( イ )([ ウ ],"エラー")を入力した。これらの結果を用いて、セルB3に計算式( エ )*100を入力し、エラーの出現率を求めた。最後に、エラーの出現率が10%未満であれば、装置の信頼性として「〇」を、そうでなければ「✕」を表示するため、セルB4に計算式( オ )(B3<10,[ カ ],[ キ ])を入力し、シート2を完成させた。
このような予備実験を数回行った結果、装置の信頼性は十分であることが確認できたので、この装置を使って猫の滞在場所を調べることにした。
[ カ ]にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問181(情報関係基礎(第4問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
使用する表計算ソフトウェアの説明【◆◆◆注意:表計算ソフトウェアの説明画像へのリンク要◆◆◆】
Nさんは、「猫はどのように1日を過ごしているのだろう?」と疑問をもった。そこで、猫に位置情報と時刻を記録し蓄積する装置をつけ、猫が滞在する場所を調査し、観察しに行くことにした。なお、この装置は猫の行動を妨げない小型軽量の首輪型のもので、猫から装置を回収してデータを読み出すことができる。
Nさんは、学校の正門の位置を原点O(0,0)として、図1のように座標(メートル単位)を設定し、自分で装置を持ち歩いて30分間の予備実験を行った。この装置には、通し番号、時刻、x座標、y座標の4項目のデータが2分間隔で蓄積される。なお、位置を正確に取得できない場合は、x座標とy座標のデータとして「エラー」が記録される。まず、シート1予備実験を作成し、4項目を装置から読み出して列Aから列Dに入力した。
Nさんは、予備実験で収集したデータから座標のエラーの出現率を調べ、10%未満であれば装置を信頼し、猫の滞在場所の調査に利用することにした。そこで、装置の信頼性を確認するため、シート2装置評価を作成した。
まず、通し番号に抜けがないことを調べる。シート2のセルB1に全データ件数を求める計算式( ア )(予備実験!A2~A17)を入力し、通し番号の最後と一致することを確認した。次に、エラーの出現件数を求めるため、セルB2に計算式( イ )([ ウ ],"エラー")を入力した。これらの結果を用いて、セルB3に計算式( エ )*100を入力し、エラーの出現率を求めた。最後に、エラーの出現率が10%未満であれば、装置の信頼性として「〇」を、そうでなければ「✕」を表示するため、セルB4に計算式( オ )(B3<10,[ カ ],[ キ ])を入力し、シート2を完成させた。
このような予備実験を数回行った結果、装置の信頼性は十分であることが確認できたので、この装置を使って猫の滞在場所を調べることにした。
[ カ ]にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
- "エラー"
- "〇"
- "✕"
- "−"
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