大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問136 (情報関係基礎(第2問) 問10)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問136(情報関係基礎(第2問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。

国境近くには音楽といたずらが大好きな妖精が住んでいる。この妖精が暗号文を面白がり、その中の文字を魔法で♬に書き換えるいたずらを始めた。このせいで、砦から「♠♠♡♠♡」と送ったとしても、王都には「♠♬♡♠♡」が届いてしまうかもしれない。困ったシャッフル王は対策を検討し、次のように暗号文の末尾に「おまけ」を1文字書き加える方法を思いついた。
・暗号文中の♡の数が偶数なら、おまけとして♡を文末に加える。
・暗号文中の♡の数が奇数なら、おまけとして♠を文末に加える。
例えば、♠♡♠♡という暗号文であれば、♡を二つ含むのでおまけとして♡を加え、♠♡♠♡♡とする。また、♡♡♠♠♡という暗号文であれば、おまけとして( カ )を加える。
おまけを加えることで、いたずらで書き換えられた文字を復元しやすくなる。例えば、♡♡♠♬♠♡♡という文の「♬」は、おまけが「♡」であることから、( キ )だったとわかる。どんな暗号文でも、おまけを加えると必ず( ク )になる。このことを使えば、1文字だけが♬になった文が届いた場合には、元の文字を必ず復元できる。( ケ )が届いたのであれば♬を♡に、そうでなければ♬を♠に書き換えればよい。
おまけを加えても、2文字以上が♬になってしまうと復元は難しい。例えば、♠♡♠♠♬♬♡♠という文の「♬♬」については、おまけが「♠」であることから、「♡♡」「♡♠」「♠♡」「♠♠」の4通りの可能性のうち( コ )か( サ )のどちらかだったことはわかる。しかし、そのどちらだったのかはわからない。
経験上、2文字以上が♬に書き換えられたことはなかった。そこでシャッフル王はおまけを加えた暗号文を砦との通信に使うことにした。

( コ )、( サ )にあてはまるものを次のうちから2つ選べ。
  • ♡♡
  • ♡♠
  • ♠♡
  • ♠♠

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