大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問188 (情報関係基礎(第4問) 問25)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問188(情報関係基礎(第4問) 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、問いに答えよ。なお、以下の問題を解答するにあたっては、使用する表計算ソフトウェアの説明【◆◆◆注意:表計算ソフトウェアの説明画像へのリンク要◆◆◆】を参照するとよい。

Tさんは最近、あるゲームを楽しんでいる。これは、四つの島(ヒガ島、ニシ島、ミナ島、キタ島)での暮らしを楽しむゲームである。各島では5種類の妖精(モック、テツ、ヨーモ、ムギー、ツッチ)が出現する。妖精に遭遇するとポイントを獲得でき、あわせてその妖精から木、鉄などの素材が一つもらえる。ポイントをためたり、複数の素材から道具を生成したりするのがこのゲームの主な楽しみ方である。
このゲームでは、滞在した島や遭遇した妖精に関する記録のデータをダウンロードすることができる。Tさんは、このデータをもとにポイントや素材の獲得数を集計したり、道具の生成数を計算したりすることで、ゲームでの行動に役立つ情報を得ることができるのではないかと考えた。なお、以降の各シートにおいて、計算結果が小数になる場合は、適当な位で四捨五入して表示している。

このゲームでは、素材を組み合わせて道具を生成できる。Tさんは、シート8道具リストを作成し、列Aには道具の名称、列Bから列Fには各道具の生成に必要な素材数を入力した。例えば、縄一つを生成するには毛一つと麦三つが必要である。道具は島での生活に使用できるほか、寄付をしてポイントに交換し、妖精から獲得したポイントに合算することもできる。列Gには道具一つの寄付で獲得できるポイントを入力した。Tさんは、今後1日1時間ゲームをプレイするとして、「たくさんの縄がほしい」、「道具を寄付してできるだけ多くのポイントがほしい」などのさまざまな状況に応じて、どのような行動をとればよいか検討した。
このゲームの制約で、生成できる道具は1日1種類のみである。ただし、同じ種類の道具は複数生成できる。Tさんは、1時間のプレイで生成できる道具の見込数を求めるために、シート7を拡張してシート9生成見込数を作成した。縄の生成見込数を求めるには、縄の生成に必要な各素材について、縄一つを生成するのに必要な素材数で割った値の小数点以下を切り捨て、それらの数値を用いた適切な処理をすればよい。そのため、セルH3に次の計算式を入力し、セル範囲H4~H6に複写した。
 ( チ )(INT(D3/道具リスト![ ツ ]),
      INT([ テ ]/道具リスト![ ト ]))
皿、椅子、机についても同様に、セル範囲I3~K6に適切な計算式を入力した。

Tさんは、妖精からの獲得ポイントと道具の寄付で獲得できるポイントの合算を確認するシート10合算したポイント一覧を作成した。列Aには島の名称、1行目には道具の名称を入力した。セルB2には次の計算式を入力し、セル範囲B3~B5とセル範囲C2~E5に複写した。
 生成見込数!( ナ )
  +生成見込数( ニ )*VLOOKUP(B$1,道具リスト!$A$3~$G$6,7)
Tさんは、シート9とシート10を用いて、1日1時間プレイする場合の行動方針を検討した。その際、道具がほしい場合はできるだけ多く生成できる島に滞在し、生成できる道具の数が同じ場合や道具が不要な場合は、ポイントがより多く獲得できる島に滞在することを前提とした。この前提のもと、Tさんは以下の方針を含むいくつかの方針を考えることができ、それらにもとづいて時間を有効に使ったプレイを楽しむことができた。
・縄がほしい場合、( ヌ )に滞在し、縄を生成して寄付はしない
・椅子がほしい場合、( ネ )に滞在し、椅子を生成して寄付はしない
・道具が不要な場合、( ノ )に滞在し、( ハ )を生成してすべて寄付する

( ノ )にあてはまるものを1つ選べ。
  • ヒガ島
  • ニシ島
  • ミナ島
  • キタ島
  • 椅子

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