公立学校教員の過去問
平成29年度(H30年度採用)
共通問題 問12
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成29年度(H30年度採用) 共通問題 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次の表は、「平成28年度東京都公立学校における『いじめの認知件数及び対応状況把握のための調査』結果について」(東京都教育委員会 平成28年11月)に示された、平成28年度及び平成26年度の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のいじめの主な端緒別件数(認知したきっかけ)を認知件数全体に対する割合で表したものである。表に関する記述として適切なものは、下の1~5のうちのどれか。
- 小・中・高等学校において、「学級担任が発見」の割合は、26年度より28年度の方が減少し、「学級担任以外の教職員が発見」の割合は、26年度より28年度の方が増加している。
- 全ての校種において、26年度の結果、28年度の結果とも、「学級担任が発見」の割合は、「学級担任以外の教職員が発見」と「養護教諭が発見」との割合の合計に比べて高い。
- 小・中・高等学校において、「養護教諭が発見」の割合は、26年度より28年度の方が増加し、28年度では中学校における割合が最も高い。
- 小・中・高等学校において、「アンケート調査により発見」の割合は、26年度より28年度の方が増加しており、26年度、28年度共にいじめの主な端緒の中で最も高くなっている。
- 全ての校種において、「子供からの訴え」と「保護者からの訴え」との割合の合計は、26年度より28年度の方が減少している。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:「学級担任以外の教職員が発見」の割合は小学校から高等にいくにつれ減少しているため誤りです。(中学校はほぼ横ばい)
2:高等学校は28年度、特別支援学校は26年度、「学級担任が発見」の割合は「学級担任以外の教職員が発見」と「養護教諭が発見」との割合の合計に比べて低いため、誤りです。
3:28年度では中学ではなく、高等学校における割合が最も高いため誤りです。
4:特別支援学校を除いた全校種で、「アンケート調査による発見」が最も高くなっています。
5:高等学校と特別支援学校では反対になっていて、26年度よりも28年度のが増加してるため誤りです。
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02
1:誤り
「学級担任以外の教職員が発見」は中学校では26年度と28年度は変わらず、高等学校では26年度より28年度が減少しています。
2:誤り
高等学校の28年度と特別支援学校の26年度は「学級担任が発見」よりも「学級担任以外」ち「養護教諭」の合計の方が高くなっています。
3:誤り
28年度において高等学校の4.2%が最も高くなっています。
4:正しい
5:誤り
高等学校と特別支援学校においては反対で、26年度よりも28年度のが増加しています。
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03
小・中・高等学校における「学級担任以外の教職員が発見」の割合は小学校では増加しているか、中学校では横ばい、高等学校では減少しているので誤りです。
2.誤り
高等学校は28年度、特別支援学校は26年度、「学級担任が発見」の割合は「学級担任以外の教職員が発見」と「養護教諭が発見」との割合の合計に比べて低いため、誤りです。
3.誤り
28年度では高等学校における割合が最も高いです。
4.正しい
「アンケート調査」が意味のあるものであることがわかります。
5.誤り
高等学校と特別支援学校では増加しています。
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