問題
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特別活動に関する記述として、中学校学習指導要領に照らして最も適切なものは、次の1~5のうちではどれか。
1 .
中学生の時期は、男女の身体的な特徴が顕著になるとともに、異性への関心の高まりや性衝動が生じるなど異性に対する心理面の変化も顕著となるため、「学級活動」の「内容」の「学級や学校の生活づくり」の「男女相互の理解と協力」において、保健体育、道徳などの学習とも関連させ、男女相互の理解を一層深めるとともに、人間として互いに協力し尊重し合う態度を養うことが大切である。
2 .
中学生は身体的・精神的に変化の激しい時期であることを考え、生涯を通じて積極的に健康の保持増進を目指すような態度の育成に努めることが大切であるため、「学級活動」の「内容」の「学級や学校の生活づくり」の「心身ともに健康で安全な生活態度や習慣の形成」において、生活習慣の乱れやストレス及び不安感が高まっている現状を踏まえ、心の健康を含め自らの健康を維持し、改善することができるように指導・助言することが重要である。
3 .
ボランティア活動は、個人の自由意思を基本とし、自分の技能や時間等を進んで提供し、他人や社会に貢献する活動とされ、生徒が自らも社会の一員であることを自覚し、互いが支え合う社会の仕組みを実感する上で重要な意味をもつため、「学級活動」の「内容」の「学業と進路」の「ボランティア活動の意義の理解と参加」において、自他が共に価値ある大切な存在であることを実感し豊かな心情を培うことができる活動を行う。
4 .
生徒会は、全生徒を会員とする組織であり、学校内の様々な生徒の活動についての連絡調整に関する機能を発揮する必要がある。生徒会活動の連絡調整機能が十分に発揮されることを通して、学級活動をはじめとする様々な生徒の活動がより一層活性化されていくことが期待されるため、「生徒の諸活動についての連絡調整」を「生徒会活動」の「内容」の一つに挙げている。
5 .
生徒の学校生活に一つの転機を与え、生徒が相互に励まし合って喜びを共にし、学校、社会、国家などへの所属感を深めるとともに、集団の場における規律、気品のある態度を育て、公共の精神を養うために、「学校行事」の「内容」の「文化的行事」において、「学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと」とされている。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成29年度(H30年度採用) 中学校に関する問題 問26 )