問題
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「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(中央教育審議会平成28年12月)の「第2部各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性」の「3.中学校」に関する記述として適切なものは、次の1~5のうちのどれか。
1 .
各学校が、社会で生きていくために必要となる力を共通して身に付ける「共通性の確保」の観点と、一人一人の生徒の進路に応じた多様な可能性を伸ばす「多様性への対応」の観点を軸としつつ、育成を目指す資質・能力を明確にし、それらを教育課程を通じて育んでいくことが重要である。
2 .
教育課程の実施に当たっては、全ての子供たちに個別の教育支援計画を作成し、家庭や地域、医療や福祉等の関係機関等と連携した組織的、継続的な指導や支援を行うとともに、各教科等にわたる個別の指導計画を作成し、それに基づいて行われた学習の状況や結果を適切に評価し、指導の改善に努める必要がある。
3 .
忍耐力や自己制御、自尊心といった社会情動的スキルやいわゆる非認知的能力といったものをこの時期に身に付けることが、大人になってからの生活に大きな差を生じさせるという研究成果や、この時期における語彙数、多様な運動経験などがその後の学力、運動能力に大きな影響を与えるという調査結果などから、中学校教育の重要性への認識が高まっている。
4 .
各学校における子供の姿や学校教育目標、環境整備や指導体制の実情等に応じて、教育課程全体を見渡し、「プログラミング的思考」などを育むプログラミング教育を行う単元を位置付けていく学年や教科等を決め、地域等との連携体制を整えながら指導内容を計画・実施していくことが求められる。
5 .
「各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎」及び「国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質」を卒業までに育むことができるよう、身に付けるべき資質・能力を明確化し、その育成をその後の学びに円滑に接続させていくことが求められている。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成29年度(H30年度採用) 中学校に関する問題 問28 )