公立学校教員の過去問
平成30年度(H31年度採用)
高等学校に関する問題 問30
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 平成30年度(H31年度採用) 高等学校に関する問題 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(中央教育審議会 平成28年12月)において示された、高等学校学習指導要領(平成21年3月告示)特別活動の改善の方向性に関する記述として適切なものは、次の1~5のうちのどれか。
- 高等学校学習指導要領の「ホームルーム活動」の「内容」の「ホームルームや学校の生活づくり」の改善の方向性について、答申においては、総則においてホームルーム経営に関して明示することに対応し、ホームルーム活動の「ホームルームや学校の生活づくり」を中心にホームルーム経営との関連を図ることを示すことが必要であると示されている。
- 高等学校学習指導要領の「生徒会活動」の「内容」の「学校行事への協力」の改善の方向性について、答申においては、生徒会活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団や社会の一員としてよりよい学校生活づくりに参画し、協力して諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度を育てると示されている。
- 高等学校学習指導要領の「ホームルーム活動」の「内容」の「学業と進路」の改善の方向性について、答申においては、地域や学校の実態、生徒の特性、進路等を考慮し、地域や産業界等との連携を図り、産業現場等における長期間の実習を取り入れるなどの就業体験の機会を積極的に設けると示されている。
- 高等学校学習指導要領の「生徒会活動」の「内容」の「ボランティア活動などの社会参画」の改善の方向性について、答申においては、自然体験や就業体験活動、ボランティア活動などの社会体験、ものづくり、生産活動などの体験活動、観察・実験・実習、調査・研究、発表や討論などの学習活動を積極的に取り入れることと示されている。
- 高等学校学習指導要領の「ホームルーム活動」の「内容」の「適応と成長及び健康安全」の改善の方向性について、答申においては、社会生活における役割の自覚と自己貴任について理解し、コミュニケーション能力の育成と人間関係の確立、心身の健康と健全な生活態度や規律ある習慣の確立を図ると示されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
2~5は全て、学習指導要領(平成20,21年改訂 )の内容となります。設問の答申は、「新学習指導要領(平成 29 年告示)」に向けた改善の方向性を示しているため、誤りとなります。
よって、1が正答となります。
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02
1:答申の内容に合致するため、1は正答です。
2・3・4・5の文言はいずれも現行の学習指導要領(平成20,21年改訂 )の内容です。
「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」(中央教育審議会 平成28年12月)は、新学習指導要領(平成 29 年告示)に向けた改善の方向性を言及しているため、2~5は誤りです。
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03
1:答申にそのように示されているため、1は正解です。
2:この文言は、現行の学習指導要領に示されているものです。今回の答申は、新学習指導要領に向けた改善の方向性について示されているものであるため、2は誤りです。
3:この文言は、現行の学習指導要領に示されているものです。今回の答申は、新学習指導要領に向けた改善の方向性について示されているものであるため、3は誤りです。
4:この文言は、現行の学習指導要領に示されているものです。今回の答申は、新学習指導要領に向けた改善の方向性について示されているものであるため、4は誤りです。
5:この文言は、現行の学習指導要領に示されているものです。今回の答申は、新学習指導要領に向けた改善の方向性について示されているものであるため、5は誤りです。
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