問題
ア スクールカウンセラーには、不登校、いじめ等の未然防止、早期発見及び支援・対応等について、不登校児童・生徒数やいじめの認知件数、暴力行為発生件数、児童虐待などの件数等から自治体の特徴、ニーズを把握し、自治体に対して助言することが求められている。
イ 学級担任及びホームルーム担任には、日常的行動観察や児童・生徒の学業成績、言動、態度、表現物等を通して、児童・生徒の課題を少しでも早く発見し、課題が複雑化、深刻化する前に指導・対応できるように、児童・生徒を観察する力が必要である。
ウ 養護教諭は、全児童・生徒を対象として、入学時から経年的に児童・生徒の成長・発達に関わっており、また、様々な課題を抱えている児童・生徒と関わる機会が多いため、健康相談等を通じ、課題の早期発見及び対応に努めることが重要である。
エ スクールソーシャルワーカーには、不登校、いじめ等を学校として認知した場合やその疑いが生じた場合、また、災害等が発生した際は、強いストレスを受けたときに起きる心や体の変化の受け止め方、ストレスチェックなどのストレス対処法について教員へ助言することが求められている。