公立学校教員の過去問
令和2年度(令和3年度採用)
共通問題 問14
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和2年度(R3年度採用) 共通問題 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
特別支援教育に関する次の記述 ア 〜 エ を年代の古いものから順に並べたものとして適切なものは、下の選択肢のうちのどれか。
ア 障害のある児童・生徒等の就学先について、特別支援学校への就学を原則とし、例外的に小・中学校への就学を可能としていた従来の規定から、区市町村教育委員会が個々の児童・生徒等の障害の状態等を踏まえた総合的な観点から就学先を決定する仕組みへと改められた。
イ 国連総会において、締約国は、教育についての障害者の権利を差別なしに、かつ、機会の均等を基礎として実現するため、障害者を包容するあらゆる段階の教育制度及び生涯学習を確保するとした、障害者の権利に関する条約が採択された。
ウ 小学校、中学校、義務教育学校及び中等教育学校の前期課程において実施されている「通級による指導」が、高等学校及び中等教育学校の後期課程においても実施できるよう、学校教育法施行規則が改正された。
エ スペインのサラマンカにおいて、ユネスコとスペイン政府の共催で、「特別なニーズ教育に関する世界会議」が開かれ、特別なニーズ教育という概念とともに、インクルーシブ教育とインクルーシブな学校の推進を打ち出した声明が採択された。
ア 障害のある児童・生徒等の就学先について、特別支援学校への就学を原則とし、例外的に小・中学校への就学を可能としていた従来の規定から、区市町村教育委員会が個々の児童・生徒等の障害の状態等を踏まえた総合的な観点から就学先を決定する仕組みへと改められた。
イ 国連総会において、締約国は、教育についての障害者の権利を差別なしに、かつ、機会の均等を基礎として実現するため、障害者を包容するあらゆる段階の教育制度及び生涯学習を確保するとした、障害者の権利に関する条約が採択された。
ウ 小学校、中学校、義務教育学校及び中等教育学校の前期課程において実施されている「通級による指導」が、高等学校及び中等教育学校の後期課程においても実施できるよう、学校教育法施行規則が改正された。
エ スペインのサラマンカにおいて、ユネスコとスペイン政府の共催で、「特別なニーズ教育に関する世界会議」が開かれ、特別なニーズ教育という概念とともに、インクルーシブ教育とインクルーシブな学校の推進を打ち出した声明が採択された。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は4(エ→イ→ア→ウ)です。
ア.障害のある児童生徒等の就学先の決定に関係する学校教育法施行令の一部改正が行なわれたのは、2013年のことです。
イ.障害者の権利に関する条約が採択されたのは、2006年のことです。
ウ.「通級による指導」が、高等学校及び中等教育学校の後期課程においても実施できるよう、学校教育法施行規則が改正されたのは2016年のことです。
エ.「特別なニーズ教育に関する世界会議」が開催されたのは1994年です。
以上より古い順で並び替えると、エ→イ→ア→ウとなり4が正解です。
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02
イ:国連総会において、障害者の権利に関する条約が採択されたのは2006年です。
ウ:「通級による指導」に関する学校教育法施行規則が改正されたのは2016年です。
エ:「特別なニーズ教育に関する世界会議」が開催されたのは1994年です。
以上より、「エ→イ→ア→ウ」が正しい時系列となるため、正答は4となります。
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03
ア:障害の状態等を踏まえた総合的な観点による就学システムの改正は2013年です。
イ:障害者の権利に関する条約が採択されたのは2006年です。
ウ:高等学校及び中等教育学校の「通級による指導」に関する学校教育法施行規則が改正されたのは2016年です。
エ:「特別なニーズ教育に関する世界会議」が開かれたのは1994年です。
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