公立学校教員の過去問
令和2年度(令和3年度採用)
小学校に関する問題 問25
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和2年度(R3年度採用) 小学校に関する問題 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述 ア 〜 エ は、それぞれ下の小学校学習指導要領特別の教科道徳の「内容」の〔第 5 学年及び第 6 学年〕に示されている四つの視点 A 〜 D のいずれかに関するものである。ア 〜 エ と、A 〜 D との組合せとして適切なものは、下の選択肢のうちのどれか。
ア 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに、謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。
イ よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し、人間として生きる喜びを感じること。
ウ より高い目標を立て、希望と勇気をもち、困難があってもくじけずに努力して物事をやり抜くこと。
エ 我が国や郷土の伝統と文化を大切にし、先人の努力を知り、国や郷土を愛する心をもつこと。
A 主として自分自身に関すること
B 主として人との関わりに関すること
C 主として集団や社会との関わりに関すること
D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
ア 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに、謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。
イ よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し、人間として生きる喜びを感じること。
ウ より高い目標を立て、希望と勇気をもち、困難があってもくじけずに努力して物事をやり抜くこと。
エ 我が国や郷土の伝統と文化を大切にし、先人の努力を知り、国や郷土を愛する心をもつこと。
A 主として自分自身に関すること
B 主として人との関わりに関すること
C 主として集団や社会との関わりに関すること
D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
- ア ― B イ ― A ウ ― C エ ― D
- ア ― B イ ― A ウ ― D エ ― C
- ア ― B イ ― D ウ ― A エ ― C
- ア ― C イ ― B ウ ― A エ ― D
- ア ― C イ ― D ウ ― B エ ― A
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3(ア ― B、イ ― D、ウ ― A、エ ― C)です。
【ポイント】この問題では、ア~エの記述が必ずA~Dに当てはまるという前提ですので、判断基準となるキーワードを探し出します。
ア 1~5の選択肢を見ると、B「人との関わり」かC「集団や社会との関わり」の2択です。
「自分の考えや意見を相手に伝える」「自分と異なる意見や立場を尊重する」は、相手が不特定多数ではなく個人と分かりますので、B「人との関わり」となります。
イ 「人間として生きる喜び」は「生命」に関連し、「人間の強さや気高さ」は「崇高なもの」というイメージです。
なので、D「主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」となります。
ウ 「より高い目標」や「困難があってもくじけずに努力」は、自分にしか達成できないことなので、A「自分自身に関すること」となります。
エ 「国や郷土」は「社会」の1つですから、C「主として集団や社会との関わりに関すること」となります。
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02
正答は3(ア―B・イ―D・ウ―A・エ―C)です。
「小学校学習指導要領解説特別の教科 道徳編」によると、〔第5学年及び第6学年〕の内容は以下のとおりです。
A 主として自分自身に関すること
(1)自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動を すること。
(2)誠実に,明るい心で生活すること。
(3)安全に気を付けることや,生活習慣の大切さについて理解 し,自分の生活を見直し,節度を守り節制に心掛けること。
(4)自分の特徴を知って,短所を改め長所を伸ばすこと。
(5)より高い目標を立て,希望と勇気をもち,困難があっ てもくじけずに努力して物事をやり抜くこと。・・・ウ
(6)真理を大切にし,物事を探究しようとする心をもつこと。
B 主として人との関わりに関すること
(7)誰に対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切にすること。
(8)日々の生活が家族や過去からの多くの人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し,それに応えること。
(9)時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接すること。
(10)友達と互いに信頼し,学び合って友情を深め,異性についても理解しながら,人間関係を築いていくこと。
(11)自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。・・・ア
C 主として集団や社会との関わりに関すること
(12)法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り, 自他の権利を大切にし,義務を果たすこと。
(13)誰に対しても差別をすることや偏見をもつことなく, 公正,公平な態度で接し,正義の実現に努めること。
(14)働くことや社会に奉仕することの充実感を味わうとともに,その意義を理解し,公共のために役に立つことをすること。
(15)父母,祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて,進んで 役に立つことをすること。
(16)先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合ってよりよい学級や学校をつくるとともに,様々な集団の中での自分の役割を自覚して集団生活の充実に努めること。
(17)我が国や郷土の伝統と文化を大切にし,先人の努力を知り,国や郷土を愛する心をもつこと。・・・エ
(18)他国の人々や文化について理解し,日本人としての自覚をもって国際親善に努めること。
D 主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること
(19)生命が多くの生命のつながりの中にあるかけがえのないものであることを理解し,生命を尊重すること。
(20)自然の偉大さを知り,自然環境を大切にすること。
(21)美しいものや気高いものに感動する心や人間の力を超えたものに対する畏敬の念をもつこと。
(22)よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し, 人間として生きる喜びを感じること。・・・イ
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03
「小学校学習指導要領解説特別の教科 道徳編」によると、〔第5学年及び第6学年〕の内容は以下のとおりです。
A 主として自分自身に関すること
(1)自由を大切にし,自律的に判断し,責任のある行動を すること。
(2)誠実に,明るい心で生活すること。
(3)安全に気を付けることや,生活習慣の大切さについて理解 し,自分の生活を見直し,節度を守り節制に心掛けること。
(4)自分の特徴を知って,短所を改め長所を伸ばすこと。
(5)より高い目標を立て,希望と勇気をもち,困難があっ てもくじけずに努力して物事をやり抜くこと。→解答のウ
(6)真理を大切にし,物事を探究しようとする心をもつこと。
B 主として人との関わりに関すること
(7)誰に対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切にすること。
(8)日々の生活が家族や過去からの多くの人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し,それに応えること。
(9)時と場をわきまえて,礼儀正しく真心をもって接すること。
(10)友達と互いに信頼し,学び合って友情を深め,異性についても理解しながら,人間関係を築いていくこと。
(11)自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を尊重すること。→解答のア
C 主として集団や社会との関わりに関すること
(12)法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り, 自他の権利を大切にし,義務を果たすこと。
(13)誰に対しても差別をすることや偏見をもつことなく, 公正,公平な態度で接し,正義の実現に努めること。
(14)働くことや社会に奉仕することの充実感を味わうとともに,その意義を理解し,公共のために役に立つことをすること。
(15)父母,祖父母を敬愛し,家族の幸せを求めて,進んで 役に立つことをすること。
(16)先生や学校の人々を敬愛し,みんなで協力し合ってよりよい学級や学校をつくるとともに,様々な集団の中での自分の役割を自覚して集団生活の充実に努めること。
(17)我が国や郷土の伝統と文化を大切にし,先人の努力を知り,国や郷土を愛する心をもつこと。→解答のエ
(18)他国の人々や文化について理解し,日本人としての自覚をもって国際親善に努めること。
D 主として生命や自然,崇高なものとの関わりに関すること
(19)生命が多くの生命のつながりの中にあるかけがえのないものであることを理解し,生命を尊重すること。
(20)自然の偉大さを知り,自然環境を大切にすること。
(21)美しいものや気高いものに感動する心や人間の力を超えたものに対する畏敬の念をもつこと。
(22)よりよく生きようとする人間の強さや気高さを理解し, 人間として生きる喜びを感じること。→解答のイ
そのため、解答は
(ア ― B、イ ― D、ウ ― A、エ ― C)
となります。
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