公立学校教員の過去問
令和3年度(令和4年度採用)
小学校に関する問題 問24

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問題

公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和3年度(R4年度採用) 小学校に関する問題 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

小学校学習指導要領総則に関する次の記述ア~エのうち、平成29年の改訂において新たに示されたものを選んだ組合せとして適切なものは、下の1~5のうちのどれか。

ア  各学校においては、児童の発達の段階を考慮し、言語能力、情報活用能力(情報モラルを含む。)、問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を育成していくことができるよう、各教科等の特質を生かし、教科等横断的な視点から教育課程の編成を図るものとする。
イ  各教科等の指導に当たっては、児童がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ、コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け、適切に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに、これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。
ウ  児童が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、特別活動を要としつつ各教科等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ること。
エ  学校がその目的を達成するため、地域や学校の実態等に応じ、家庭や地域の人々の協力を得るなど家庭や地域社会との連携を深めること。また、小学校間、幼稚園や保育所、中学校及び特別支援学校などとの間の連携や交流を図るとともに、障害のある幼児児童生徒との交流及び 共同学習や高齢者などとの交流の機会を設けること。
  • ア・イ
  • ア・ウ
  • イ・ウ
  • イ・エ
  • ウ・エ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2(ア・ウ)です。

ア.正しいです。

 総則の「第2 教育課程の編成 2 教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成 (1)」の内容に合致しています。

 「小学校学習指導要領 比較対照表」を見ると、新設された部分です。

イ.誤りです。

 「第3 教育課程の実施と学習評価 1 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善 (3)」の内容に合致していますが、平成20年告示の小学校学習指導要領の内容を踏襲したもので、新たに示されたものではありません。

ウ.正しいです。

 「第4 児童の発達の支援 1 児童の発達を支える指導の充実 (3)」の内容に合致しています。

 「小学校学習指導要領 比較対照表」を見ると、新設された部分です。

エ.誤りです。

 「第5 学校運営上の留意事項  2 家庭や地域社会との連携及び協働と学校間の連携」の内容に合致していますが、平成20年告示の小学校学習指導要領の内容をより詳細にしたものであって、新たに示されたものではありません。

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02

(ア)と(ウ)が正しいので、正解は  です。

ア.正しいです。

 【小学校学習指導要領総則】の「第2 教育課程の編成 

  2.教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成 (1)」に

 書かれています。

イ.誤りです。

 この選択肢の記述は、平成29年の改訂において

 新たに示されたものではなく「平成20年」のものとなります。

ウ.正しいです。

 【小学校学習指導要領総則】の「第4 児童の発達の支援

  1.児童の発達を支える指導の充実 (3)」に書かれています。

エ.誤りです。

 この選択肢の記述は、平成29年の改訂において

 新たに示されたものではなく「平成20年」のものとなります。

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03

選択肢ア→正解です。

小学校学習指導要領第1章総則の、「第2 教育課程の編成」「2 教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成」に全く同じ記述があります。

選択肢イ→不正解です。

「平成20年」の小学校学習指導要領第1章総則に同じ記述がありますが、「平成29年」ではないので間違いです。

選択肢ウ→正解です。

小学校学習指導要領第1章総則の、「第4 児童の発達の支援」の「1 児童の発達を支える指導の充実」の(3)に全く同じ記述があります。

選択肢エ→不正解です。

「平成20年」の小学校学習指導要領第1章総則に同じ記述がありますが、「平成29年」ではないので間違いです。

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