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公立学校教員の過去問 令和4年度(令和5年度採用) 共通問題 問17

問題

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「令和2年度文部科学白書」(文部科学省 令和3年7月)に関する記述として適切なものは、次の1〜5のうちのどれか。
   1 .
教師の負担軽減と生徒にとって望ましい持続可能な部活動の実現を両立するため、令和2年9月に取りまとめた「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」において、令和5年度から、休日の部活動を段階的に学校教育から切り離し、地域のスポーツ活動に移行することとしている。
   2 .
教師の資質能力の向上において、教員免許状を得るための教職課程の在り方は大変重要であることから、平成29年11月に教育職員免許法施行規則を改正し、小学校教諭に係る外国語(英語)、ICTを活用した指導法、特別支援教育等について必修化・内容の充実化を図った。
   3 .
真に教師としての適性を有する人材の確保の観点から、面接試験や実技試験の実施、様々な社会経験を適切に評価する特別の選考といった人物評価を重視する現在の選考から、学力試験の成績を重視する方向へ採用選考方法の改善を促している。
   4 .
個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、令和3年3月に義務標準法を改正し、公立小学校の学級編制の標準を40人から35人に引き下げ、令和3年度より5年かけて小学校第1学年から学年進行で計画的に整備することとした。
   5 .
大学入学者選抜の改革においては、受験生の知識・技能だけではなく、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を多面的・総合的に評価していくことを目指しており、「大学入試センター試験」と「個別選抜」を通じて、受験生のこれら学力の3要素を適切に把握することとしている。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和4年度(R5年度採用) 共通問題 問17 )
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この過去問の解説 (3件)

2

選択肢の内容については

令和2年度文部科学白書】の

第4章・第5章を確認しましょう。

選択肢1. 教師の負担軽減と生徒にとって望ましい持続可能な部活動の実現を両立するため、令和2年9月に取りまとめた「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」において、令和5年度から、休日の部活動を段階的に学校教育から切り離し、地域のスポーツ活動に移行することとしている。

誤りです。

教師の負担軽減と

生徒にとって望ましい持続可能な部活動の実現を両立するため、

令和2年9月に取りまとめたのは、

学校の働き方改革を踏まえた部活動改革】です。

そのなかで、

「令和5年度から、

休日の部活動を段階的に学校教育から切り離し、

地域のスポーツ活動に移行すること」としています。

※【運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン】は、

平成30年 3 月に策定。

さらに同年12月には、

文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン】が策定。

選択肢2. 教師の資質能力の向上において、教員免許状を得るための教職課程の在り方は大変重要であることから、平成29年11月に教育職員免許法施行規則を改正し、小学校教諭に係る外国語(英語)、ICTを活用した指導法、特別支援教育等について必修化・内容の充実化を図った。

正しいです。

第4章第12節に書かれています。

選択肢3. 真に教師としての適性を有する人材の確保の観点から、面接試験や実技試験の実施、様々な社会経験を適切に評価する特別の選考といった人物評価を重視する現在の選考から、学力試験の成績を重視する方向へ採用選考方法の改善を促している。

誤りです。

第4章の第12節の中で、

学力試験の成績だけでなく、・・・

人物評価を重視する方向で採用選考方法が改善されています。」と書かれています。

よって、

「人物評価を重視する現在の選考から、

学力試験の成績を重視する方向へ採用選考方法の改善を促している。」は誤りとなります。

選択肢4. 個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、令和3年3月に義務標準法を改正し、公立小学校の学級編制の標準を40人から35人に引き下げ、令和3年度より5年かけて小学校第1学年から学年進行で計画的に整備することとした。

誤りです。

第4章の第12節の中で、

「個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、

・・・小学校第2学年から学年進行で計画的に整備する」と書かれています。

よって、「小学校第1学年から」は誤りとなります。

選択肢5. 大学入学者選抜の改革においては、受験生の知識・技能だけではなく、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を多面的・総合的に評価していくことを目指しており、「大学入試センター試験」と「個別選抜」を通じて、受験生のこれら学力の3要素を適切に把握することとしている。

誤りです。

第5章の第3節に

「大学入学者選抜の改革においては、

・・・「大学入学共通テスト」と

「個別選抜」を通じて・・・」と書かれています。

よって、

「大学入試センター試験」ではなく

「大学入学共通テスト」が正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

正解は2です。

1.第4章「初等中等教育の充実」第2節「学校における働き方改革の推進」、5「更なる検討」の項目で、「教師の負担軽減と生徒にとって望ましい持続可能な部活動の実現を両立するため、令和2年9月に取りまとめた「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革」において、令和5年度から、休日の部活動を段階的に学校教育から切り離し、地域のスポーツ活動に移行することとしています。」とあります。

 令和2年に取りまとめたのは「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」ではないため、選択肢の記述は誤りです。

2.正しいです。

 第4章第12節「きめ細かで質の高い教育に対応するための教職員等の指導体制の整備」、1「教師の資質能力の向上」(1)「教師の養成・採用・研修の一体的な取組」①「教師の養成における取組」にある文章です。

3.第4章第12節「きめ細かで質の高い教育に対応するための教職員等の指導体制の整備」、1(1)②「教師の採用における取組」には、「都道府県教育委員会等では、学力試験の成績だけでなく、面接試験や実技試験の実施、受験年齢制限の緩和、様々な社会経験を適切に評価する特別の選考等を通じて、人物評価を重視する方向で採用選考方法が改善されています」とあります。

 学力重視に改善を促しているとする記述は誤りです。

4.第4章第12節「きめ細かで質の高い教育に対応するための教職員等の指導体制の整備」、2「学校における働き方改革と少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備」(2)「義務標準法の一部改正等(小学校35人学級の計画的整備)について」を見ると、

「個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、令和 3 年 3 月に義務標準法を改正し、

約40年ぶりに公立小学校の学級編制の標準を引き下げ、令和 3 年度より 5 年かけて小学校第 2 学年から

学年進行で計画的に整備することとしました」とあります。

 『小学校第1学年から』ではなく、『小学校第2学年から』ですので、選択肢の記述は誤りです。

5.第5章「高等教育の充実」第3節「高等教育のさらなる発展に向けて」、2「大学入学者選抜の改善」(1)「大学入学者選抜改革」を見ると

 「大学入学者選抜の改革においては、受験生の知識・技能だけではなく、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を評価していくことを目指しており、「大学入学共通テスト」と「個別選抜」を通じて、受験生のこれら学力の 3 要素を適切に把握し、大学入学段階で入学者に求める力を、多面的・総合的に評価する入学者選抜に転換することとしています」

 『大学入試センター試験』ではなく2021年度より導入された『大学入学共通テスト』が入りますので、記述は誤りです。

0

正解は2です。

1:「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が取りまとめられたのは、平成30年3月です。

3:重視する内容が逆になっています。学力試験の成績を重視していましたが、人物評価を重視するようになりました。

4:学級編制の標準を40人から35人に引き下げは第2学年から5年間かけて行われます。

5:2020年度からは「大学入試センター試験」ではなく「大学入学共通テスト」となっております。

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