公立学校教員の過去問 令和4年度(令和5年度採用) 共通問題 問22
この過去問の解説 (3件)
似たような言葉もあり
内容も細かくなっていますが
最近の教育内容となりますので
よく確認をしましょう。
誤りです。
「学習の個性化」は、
教師が子供一人一人に応じた
学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、
子供自身が学習が最適となるよう調整することです。
選択肢の文は、
「指導の個別化」の説明となっています。
誤りです。
「指導の個別化」については、
選択肢1の解説で述べた通りです。
選択肢の文は、
「学習の個別化」の説明となっています。
誤りです。
第Ⅱ部に
「・・・小学校高学年からの教科担任制を
本格的に導入する必要がある。」
と書かれています。
よって、「小学校低学年から」は誤りとなります。
誤りです。
選択肢の文の内容は、第Ⅱ部の
「「普通教育を主とする学科」を置く各高等学校が・・・」
のところに書かれています。
よって、
「職業教育を主とする学科を置く高等学校」
についての説明ではないので誤りとなります。
正しいです。
正解は5です。
1.選択肢1の記述は「指導の個別化」についての説明です。
「支援が必要な子供により重点的な指導を行うことなど効果的な指導を実現する」が、判断の目安になります。
2.選択肢2の記述は「学習の個別化」についての説明です。
「子供自身が学習が最適となるよう調整すること」ですので、学習の個別化と判断できます。
3.答申では、「小学校高学年からの教科担任制を(令和4(2022)年度を目途に)本格的に導入する必要がある」としています。
「小学校低学年から」とする記述は誤りです。
4.答申で、「約7割の高校生が通う学科を「普通科」として一括りに議論するのではなく、それぞれの特色化・魅力化に取り組むことを推進する観点から,各学校の取組を可視化し,情報発信を強化するため,各設置者の判断により,当該学科の特色・魅力ある教育内容を表現する名称を学科名とすることを可能とするための制度的な措置が求められる。」とあります。
「『普通教育を主とする学科』を置く高等学校」の普通科改革の項目で、「職業教育を主とする学科を置く高等学校」の話ではないので、誤りです。
5.正しい記述です。
答申では、ICTを児童生徒が「文房具」として活用できるようにする、のように表現しています。
正解は5です。
1:「学習の個性化」とは教師が子供一人一人に 応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供 することで、子供自身が学習が最適となるよう調整することです。1の説明は「個別最適な学び」の説明です。
2:「指導の個別化」とは一定の目標を全ての児童生徒が達成することを目指し、個々の児童生徒に応じて異なる方法等で学習を進めることであり、その中で児童生徒自身が自らの特徴やどのように学習を進めることが効果的であるかを学んでいくことです。2の説明は「学習の個性化」の説明です。
3:教科担任制の導入は小学校高学年からです。
4:「職業教育を主とする学科」ではなく「専門教育を主とする学科」についての説明です。
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