公立学校教員の過去問
令和5年度(R6年度採用)
共通問題 問15

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問題

公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和5年度(R6年度採用) 共通問題 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

「交流及び共同学習ガイド」(文部科学省 平成31年3月)に示された、交流及び共同学習に関する記述として適切なものは、次のうちのどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

「交流及び共同学習ガイド」(文部科学省 平成31年3月)からの出題です。

各設問に関連する記述をみていきましょう。

 

 

1.交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする交流の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする共同学習の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要があります。

 

 

2.交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解をもって進めることが大切です。

 

 

3.交流及び共同学習が単発の交流やその場限りの活動とならないよう、事前学習・事後学習も含めて一体的な活動を計画することが大切です。

 

 

4.障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、障害についての正しい知識、障害のある子供たちへの適切な支援や協力の仕方についての理解を促すことなどが考えられます。

 

 

5.活動後には、活動(交流及び共同学習)のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価し、今後の取組に生かす。 活動直後の状況だけではなく、その後の日常の生活における子供たちの変容をとらえる。

選択肢1. 交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする共同学習の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする交流の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要がある。

不適切です。

 

交流の側面:相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする

共同学習の側面教科等のねらいの達成を目的とする

選択肢2. 交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解をもって進めることが大切である。

適切です。

選択肢3. 交流及び共同学習が一体的な活動とならないよう、事前学習・事後学習を含めて単発の交流やその場限りの活動を計画することが大切である。

不適切です。

 

交流及び共同学習が単発の交流やその場限りの活動とならないよう、事前学習・事後学習も含めて一体的な活動を計画することが大切です。

選択肢4. 障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、子供たちが主体的に取り組む活動にするため、障害について形式的に理解させる程度にとどめるようにする。

不適切です。

 

障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、障害についての正しい知識、障害のある子供たちへの適切な支援や協力の仕方についての理解を促すことなどが考えられます。

 

障害について形式的な理解をさせる程度にとどめるようにすることは禁物です。

選択肢5. 活動後には、交流及び共同学習のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価するが、その後の日常の生活における変容はとらえる必要はない。

不適切です。

 

活動直後の状況だけではなく、その後の日常の生活における子供たちの変容をとらえる必要があります。

まとめ

交流及び共同学習ガイド(文部科学省 平成31年3月)に目を通し、内容理解に努めましょう。

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02

交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする交流の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする共同学習の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要があります。

交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該 活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解を もって進めることが大切です。

交流及び共同学習が単発の交流やその場限りの活動とならないよう、事前学 習・事後学習も含めて一体的な活動を計画することが大切です。

障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、障害についての正しい 知識、障害のある子供たちへの適切な支援や協力の仕方についての理解を促すことなどが考えられます。

活動直後の状況だけではなく、その後の日常の生活における子供たちの変容をとらえる必要があります。

選択肢1. 交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする共同学習の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする交流の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要がある。

交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする交流の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする共同学習の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要があります。

とあり、共同学習の側面ではなく、交流の側面であるため、

選択肢1は間違いです。

選択肢2. 交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解をもって進めることが大切である。

交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該 活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解を もって進めることが大切です。

とあり、選択肢2は正解です。

選択肢3. 交流及び共同学習が一体的な活動とならないよう、事前学習・事後学習を含めて単発の交流やその場限りの活動を計画することが大切である。

交流及び共同学習が単発の交流やその場限りの活動とならないよう、事前学 習・事後学習も含めて一体的な活動を計画することが大切です。

とあり、交流及び共同学習については、一体的な活動になるよう計画することが大切であるため、

選択肢3は間違いです。

選択肢4. 障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、子供たちが主体的に取り組む活動にするため、障害について形式的に理解させる程度にとどめるようにする。

障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、障害についての正しい 知識、障害のある子供たちへの適切な支援や協力の仕方についての理解を促すことなどが考えられます。

とあり、障害について形式的に理解させる程度にとどめるではないため、

選択肢4は間違いです。

選択肢5. 活動後には、交流及び共同学習のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価するが、その後の日常の生活における変容はとらえる必要はない。

活動直後の状況だけではなく、その後の日常の生活における子供たちの変容をとらえる

とあり、日常の生活における変容は捉える必要があるため、

選択肢5は間違いです。

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03

交流及び共同学習ガイドと照らし合わせて考えます。

 

選択肢1. 交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする共同学習の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする交流の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要がある。

不正解です。

× 交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする共同学習の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする交流の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要がある。

 

〇 交流及び共同学習は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むことを目的とする交流の側面と、教科等のねらいの達成を目的とする共同学習の側面があり、この二つの側面を分かちがたいものとして捉え、推進していく必要がある。

選択肢2. 交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解をもって進めることが大切である。

正解です。

〇 交流及び共同学習の実施に当たっては、学校の教職員、子供たち、保護者など当該活動に関わる関係者が、取組の意義やねらい等について、十分に理解し、共通理解をもって進めることが大切である。

選択肢3. 交流及び共同学習が一体的な活動とならないよう、事前学習・事後学習を含めて単発の交流やその場限りの活動を計画することが大切である。

不正解です。

× 交流及び共同学習が一体的な活動とならないよう、事前学習・事後学習を含めて単発の交流やその場限りの活動を計画することが大切である。

 

〇 交流及び共同学習が単発の交流やその場限りの活動とならないよう、事前学習・事後学習を含めて一体的な活動を計画することが大切である。

選択肢4. 障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、子供たちが主体的に取り組む活動にするため、障害について形式的に理解させる程度にとどめるようにする。

不正解です。

× 障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、子供たちが主体的に取り組む活動にするため、障害について形式的に理解させる程度にとどめるようにする

 

〇 障害のない子供たちや関係者に対する事前学習においては、障害についての正しい知識、障害のある子供たちへの適切な支援や協力の仕方についての理解を促すようにする。

選択肢5. 活動後には、交流及び共同学習のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価するが、その後の日常の生活における変容はとらえる必要はない。

不正解です。

× 活動後には、交流及び共同学習のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価するが、その後の日常の生活における変容はとらえる必要はない

 

〇 活動後には、活動(交流及び共同学習)のねらいの達成状況、子供たちの意識や行動の変容を評価し、今後の取組に生かす。 活動直後の状況だけではなく、その後の日常の生活における子供たちの変容をとらえる。

まとめ

交流及び共同学習ガイド一度目を通しておくと安心です。

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