公立学校教員 過去問
令和6年度(R7年度採用)
問12 (共通問題 問12)
問題文
学習指導の方法に関する記述として適切なものは、次のうちのどれか。
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問題
公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和6年度(R7年度採用) 問12(共通問題 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
学習指導の方法に関する記述として適切なものは、次のうちのどれか。
- ディベートとは、集団思考法の1つで、他人のアイディアについて評価・批判しない、自由奔放なアイディアを尊重する、アイディアの量を求める、他人のアイディアの結合と改善をすることを原則とするものである。
- ティーム・ティーチングとは、複数の教師が分担し、児童・生徒に対して、大集団、中集団、小集団、個別というように学習集団を必要に応じて弾力的に編成し、指導を行うものである。
- CAIとは、基本単位、構成単位の意味で、15〜20分前後を基本授業単位として、その組合せによって時間割を柔軟に編成しようとするものである。
- モジュールとは、コンピュータを利用する教授システムのことであり、一人一人の学習者がコンピュータで提示されるプログラム化された教材に応答しながら、個人のペースで学習を効果的に進めていくものである。
- ブレーンストーミングとは、論理的思考力とコミュニケーション・スキルの訓練を目的とする討論のゲームである。論題の存在、肯定側・否定側の立場の固定化、ルールの存在、審判の判定などの特徴がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
学習指導に関する問題です。
不正解です。
この説明は「ディベート」ではなく「ブレーンストーミング」です。
正解です。
これは「ティーム・ティーチング」の説明です。
不正解です。
この説明は「CAI」ではなく「モジュール」です。
不正解です。
この説明は「ブレーンストーミング」ではなく「ディベート」です。
学習指導に関する用語と内容はセットで覚えておくと良いです。
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02
今回の内容は、学習指導の有名な5種類に関する問題です。現在の教育現場でも良く使われる手法ばかりです。
不正解です。
「ディベート」ではなく「ブレーンストーミング」の説明です。
1950年頃にアメリカの実業家であるアレックス・F・オズボーン氏によって考案されたアイデア発想法です。別名、集団思考・集団発想法・課題抽出・ブレスト・BS法などとも呼ばれています。
正解です。
「ティーム・ティーチング」として、適した説明です。
不正解です。
「CAI」ではなく「モジュール」の説明です。
短い時間で学習することによって、子供の集中力を高めることができます。また、授業時間の確保の面からも実践されています。
不正解です。「モジュール」ではなく「CAI」の説明です。
「CAI」(Computer-Assisted Instruction)の略です。教育現場におけるコンピューターの利用を指し、生徒の学習支援および教育体験の向上を目的としています。
不正解です。
「ブレーンストーミング」ではなく「ディベート」の説明です。
「ディベート」とはテーマに対してあえて肯定側・否定側にわかれ、ルールに則ったうえで議論することです。
出題された用語と内容は確実に理解し、覚えておいた方がいいと思います。この他にも「アクティブラーニング」「バス学習」「反転授業」「ジグソー法」などの用語も知っておくと良いと思います。
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