看護師の過去問
第103回
午前 問27

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問題

看護師国家試験 第103回 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

骨格筋の収縮について正しいのはどれか。
  • 筋収縮のエネルギー源はADPである。
  • 収縮力は関節が伸展した状態で最大となる。
  • 骨格筋は副交感神経の指令を受けて収縮する。
  • アクチンがミオシン上を滑走して筋収縮が起こる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.筋収縮のエネルギー源はATPです。

2.骨格筋の収縮力は関節の屈曲時に最大になります。

3.骨格筋は随意筋であるため、副交感神経の指令では収縮しません。

4.ミオシンはATPを分解しながらアクチンを移動させる蛋白質です。
アクチンがミオシンの間に滑り込むことで筋収縮が起こります。

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02

正解は 4 です。

筋肉の収縮はアクチンがミオシンへ滑走することによって起こります。
エネルギー源はATPです。

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03

正解は 4 です。

筋収縮は、以下のようなメカニズムで起こります。
大脳皮質から出された運動指令は、脊髄にある運動ニューロンに伝達されます。電気信号が神経伝達物質としてアセチルコリンを介して筋原線維に伝わります。

骨格筋の筋原線維は、アクチンとミオシンという繊維状の蛋白質が規則的に配列した構造となっています。筋の収縮は、筋小胞体から放出されるCa2+が引き金となり、アクチンがミオシンの中に滑り込むことで起きます。

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