看護師の過去問
第105回
午前 問18
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
骨盤底筋訓練が最も有効なのはどれか。
- 溢流性尿失禁(overflow incontinence of urine)
- 切迫性尿失禁(urge incontinence of urine)
- 反射性尿失禁(reflex incontinence of urine)
- 腹圧性尿失禁(stress incontinence of urine)
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この過去問の解説 (3件)
01
2.誤りです。切迫性尿失禁は、突然尿意切迫感を感じ、トイレに間に合わないことで起きる尿失禁です。前立腺肥大による圧迫や脳血管障害による尿意の知覚障害など原因が明らかな場合もあれば、原因不明な場合もあります。薬物療法や行動療法を併用して改善を試みます。
3.誤りです。反射性尿失禁は、交通事故で中枢神経系に後遺症が残った人などに見られる尿失禁です。中枢神経障害によって脳が尿意を感じることができず、膀胱の拡張刺激のみによって反射的に尿が出てきます。薬物療法などで改善を試みます。
4.正解です。腹圧性尿失禁は、出産後の高齢女性に多く見られる尿失禁です。骨盤底筋群や尿道括約筋の弛緩が原因で、くしゃみなど腹圧がかかる時に尿漏れが生じます。軽度であれば骨盤底筋訓練で改善を試みます。
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02
1.(✕)溢流性尿失禁:前立腺肥大などで尿道が閉塞し、膀胱内に尿が貯留し、尿道括約筋の限界を超えて溢れ出るように尿が漏れる状態のことです。
2.(✕)切迫性尿失禁:急に尿意を感じて漏れてしまう状態のことです。
3.(✕)反射性尿失禁:中枢神経の障害によるものです。
4.(〇)腹圧性尿失禁:膀胱は骨盤底筋がハンモックのように支えられているだけなので、筋肉の衰えや、腹圧がかかることで尿失禁を起こします。このタイプの尿失禁には、骨盤底筋訓練が有効です。
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03
溢流性尿失禁:前立腺肥大などが原因で排尿が困難になり、膀胱からあふれでてしまうものです。
切迫性尿失禁:突然、強い尿意がおこって、排尿が間に合わない状態です。
反射性尿失禁:神経障害などにより尿意をかんじず、意思とは無関係に排尿してしまう状態です。
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