看護師の過去問
第106回
午後 問208

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問208 (訂正依頼・報告はこちら)

体重9.6kgの患児に、小児用輸液セットを用いて体重1kg当たり1日100mLの輸液を行う。このときの1分間の滴下数を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
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この過去問の解説 (3件)

01

体重9.6㎏の小児に、1㎏あたり100mlの輸液を1日に行う場合の、実際の1日の輸液量は 9.6(㎏)×100(ml)=960(ml)です。
1日(24時間)に960ml輸液を行いますので、1時間では 960(ml)÷24(時間)=40(ml)です。
次に40mlを輸液するのに何滴、滴下すればよいのかを計算します。小児用点滴ルートは60滴で1mlに達します。つまり、1時間に60(滴)×40(ml)=2400(滴)必要です。
1時間(60分)で2400滴滴下しますので、1分間では2400(滴)÷60(分)=40(滴)です。

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02

体重9.6kgの患児に、小児用輸液セットを用いて体重1kg当たり1日100mLの輸液を行う。
→9.6kg×100m=960mlが1日(24時間)の輸液量です。

これから1時間当たりの輸液量を計算します。
960ml÷24時間=40ml/時間

40mlは1時間の量なので、1分当たりの量を計算します。
40ml÷60分=0.67ml/分

小児用輸液セットは1mlが60滴です。
1ml:60滴=0.67ml:x
x=60×0.67=40.2滴となります。

小数点以下第1位を四捨五入なので、2.40滴/分が正解です。

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03

体重9.6kgの患児に体重1kgあたり100mLの輸液を行う場合、
1日の輸液量は9.6×100mL=960mL

小児用輸液セットは1mL=60滴
960mLから960×60=57,600滴を1日で滴下することになります。
1日(24時間)は24×60=1,440分のため、
1分間の滴下数は57,600÷1,440=40滴となります。

正解 2

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