看護師の過去問
第108回
午前 問8

正解は、3です。

思春期は周囲の影響を受けながら一人の大人として自分を確立する時期です。
親から自立したいという欲求が高まりますが、一方では親元から離れることの不安も感じます。その不安に対応するために、仲間と一緒に行動することで仲間から安心感を得ようとします。
参考URL：https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-002.html

よって、仲間である友人が正解です。

正解は3です。

思春期とは中学から青年になるまで、または身体的発達が止まった時までの時期をいいます。
第二次性徴に伴い、身体・精神・社会的にも大人に向かって変化していきます。精神面において、心理的に今まで依存していた人達（両親、教師など守ってくれる存在）から自立しようとする動きが見られます。

1，2，4は今まで依存していた人たちということになりますので、この時期はこの人たちから自立しようとします。よって3が正解です。

1 . 教師 ×不正解
2 . 祖父母 ×不正解
3 . 友人 ○正解
4 . 両親　×不正解

思春期は小学校高学年から高校生年代の時期に当たります。思春期を迎えると、大人への自覚を確立するために、周囲からの影響を強く受けます。

思春期前は両親や祖父母、教師といった人たちから守られていました。しかし、それらの人たちから自立に向けて行動することが思春期では大切となってきます。その際に強い不安を感じるので、友人などの仲間と一緒に行動する事で安心感を得ようとします。