看護師の過去問
第110回
午前 問105

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問題

看護師国家試験 第110回 午前 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

A君( 7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨顆上骨折( supracondylar fracture of humerus )と診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。

退院時、A君は「明日から学校に行けるかな」と看護師に質問した。看護師は、学校には行けることを伝えた後、学校生活における注意点を説明することにした。A君への説明で適切なのはどれか。
  • 「右手の指は使わないでね」
  • 「ギプスは濡れても大丈夫だよ」
  • 「ギプスをぶつけないようにしてね」
  • 「体育の授業は休まなくてもいいよ」

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この過去問の解説 (3件)

01

正解: 3. 「ギプスをぶつけないようにしてね」

ギプスをぶつけたりすると、ギプスの破損に繋がります。

また、ギプスをしていても強く打撲したりすると、骨の転位が起こることもあります。

1. →ギプス固定などにより、筋萎縮や関節拘縮を起こす可能性があります。

そのため、入院中から右手のストレッチや手指運動を行い、リハビリを心掛ける必要があります。

2. →患部の状態が直接観察できていないため、ギプス固定中は患部を濡らすことは避けましょう。

4. →ギプス固定中は、患部の安静を保つために、体育の授業は休んだ方が良いでしょう。

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02

正解は3です。

ギプス固定をしている箇所以外は筋力低下予防のために積極的に運動するべきです。
ギプス固定中は入浴も許可されないことが多いです。
ギプスは割れてしまうこともあるため、ぶつけないように注意します。
ギプスが割れる可能性があるため、体育の授業は普段通りは行わないほうがよいでしょう。

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03

正解は3です。

ギプス固定による行動の制限はないが、ぶつけたり濡れることによって固定具が外れる可能性があります。

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