看護師の過去問
第110回
午後 問157

正解は２です。

１．坂を上るときは、前向きに進みます。

　　坂を下るときは、背もたれ側から進みます。前向きだと転がり落ちるような不安定な感覚があるためです。ゆるい下り坂の場合は、前向きでも構いません。

２．段差を上るときは、ティッピングレバーを片足で踏んで小車輪を浮かせ、バランスを崩さないように注意します。

　　段差を下るときは、後ろ向きにし後輪から下ろします。

３．方向転換するときは、後輪を支点に回転します。頭部や体幹を軸に回転することで、気分不快やめまいを防ぐことができます。

４．乗り降りするときは、フットレストを上げます。転倒の危険があるため、フットレストの上では立ち上がらないよう注意します。

正解: 2. 段差を上るときは、小車輪を浮かせる。

段差を上る時に、そのまま進んでしまうと小車輪がぶつかってしまうため、

小車輪を浮かせるようにします。

1. →坂を上る時は、足側から進みます。

背もたれ側から進むと、重心が前に移動し、滑り落ちてしまいます。

3. →方向転換をする時は、重心がかかりやすい大車輪を支点にします。

4. →乗り降りする時は、フットレストは上げておきます。

フットレストを下げたままだと、足が引っ掛かり、転倒やけがに繋がる可能性があります。

正解： 2 .段差を上るときは、小車輪を浮かせる。

1 .坂を上るときは、背もたれ側から進む。

→落ちそうになります。

3 .方向転換をするときは、小車輪を支点にする。

→小車輪＝前輪を支点にして方向転換はふり幅が大きそうです。

4 .乗り降りをするときは、フットレストを下げる

→乗り降りの時は上げて邪魔にならないようにします。