看護師の過去問
第110回
午後 問158

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第110回 午後 問158 (訂正依頼・報告はこちら)

成人の上腕での触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
  • ゴム囊中央が上腕の正中線に沿うように合わせる。
  • マンシェットの幅は13~17cmのものを使用する。
  • 加圧後1秒ごとに10mmHg下がる速さで減圧する。
  • 動脈の拍動が触知できなくなった値からさらに40mmHg加圧する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解: 2. マンシェットの幅は13~17cmのものを使用する。

成人の上腕用マンシェットの幅は14cmが一般的です。

1. →ゴム嚢中央が、上腕の正中線ではなく上腕動脈の上にくるように巻きます。

3. →加圧後の減圧速度は、1拍動2〜4mmHgが適切です。

4. →動脈の拍動が触知できなくなった値から、20〜30mmHg加圧します。

参考になった数1

02

正解はです。

1.ゴム嚢の中央は、上腕動脈に沿うように合わせます。

2.JIS規格によるとマンシェットの幅は、成人の場合上腕用だと14㎝、下肢用だと18cmのものを使用することと定められています。ただし、体型により考慮する必要があります

  小児の場合は、9歳以上は12㎝、6~9歳未満は9㎝、3~6歳未満は7㎝、3か月~3歳未満は5㎝、3か月未満は3㎝とされています。

3.減圧する速さは、1秒ごとに2~3㎜Hgです。

4.動脈の拍動が触知できなくなった値からさらに20㎜Hg程度加圧します。

参考になった数0

03

正解: 2 .マンシェットの幅は13~17cmのものを使用する。

→成人のマンシェットの規格は14cmです。

1 .ゴム囊中央が上腕の正中線に沿うように合わせる。

→内側にある上腕動脈に合わせます。触知してからマンシェットを巻きます。ゴム嚢に合わせます。血圧計によっては▽などのマークで分かりやすく上腕動脈とマンシェットを合わせる位置がわかるようになっています。

3 .加圧後1秒ごとに10mmHg下がる速さで減圧する。

→減圧速度は2mmHg/拍、2mmHg/秒、が適切です。

4 .動脈の拍動が触知できなくなった値からさらに40mmHg加圧する。

→加圧するのは20mmHg程度です。

参考になった数0