理容師の過去問
第29回
理容理論 問49

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問題

第29回 理容師国家試験 理容理論 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

ヘアチェックに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a.日本人に多い黒色の毛髪は、ドライヤー、紫外線、アルコールなどでタンパク変性を起こすと変色する。
b.毛髪の引っ張り強度が100kg、伸度が約5%の場合、正常な弾力であり、毛髪は傷んでいないといえる。
c.毛髪は、太いとキューティクルが厚く、コルテックスは少ないので弾力がある。
d.健康な毛髪の水分量は約13%で、11%以下なら乾燥性毛や損傷している状態である。
  • aとb
  • bとc
  • cとd
  • aとd

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

a 日本人に多い黒色の毛髪は、ドライヤー、紫外線、アルコールなどでタンパク変性を起こすと変色して明るくなる。

b 毛髪の引っ張り強度が140〜150Kg、伸度が40〜50%の場合、正常な弾力であり、毛髪は痛んでいないといえる。

c 毛髪は、太いとキューティクルが厚く、コルテックスも多いので弾力がある。

d 健康な毛髪の水分量は約13%で、11%以下なら乾燥性毛や損傷している状態である。

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02

正解は4です。

b.毛髪の引っ張り強度が約160kg、伸度が約45~55%の場合、正常な弾力であり、毛髪は傷んでいないといえます。

c.毛髪は、太いとキューティクルが厚く、コルテックスも多いので弾力があります。

※健康な毛髪は黒くて自然なツヤがありますが、損傷毛はツヤがなく明るく乾燥した状態になっています。

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03

ヘアチェック(毛髪診断)に関する問題です。

数字など少し専門的な知識が求められるジャンルですが、毛髪のプロである理容師には必須ではないでしょうか?

選択肢1. aとb

日本人の髪色として多くみられる黒色がドライヤーの紫外線アルコールなどによってタンパク変性を起こすと変色するというaは合っていますが、正常な毛髪1本の引っ張り強度約150g伸度約50%なのでbは間違っています。

1は誤った組み合わせです。

選択肢2. bとc

太い毛髪はキューティクルが厚くコルテックスも多く弾力があるのでcは間違っています。引張強度が100kg、伸度が5%というbも間違っているので、これは誤った組み合わせです。

選択肢3. cとd

健康な毛髪の水分量約13%で、11%以下なら乾燥性毛や損傷している状態というdは合っていますが、太い毛髪のコルテックスが少ないというcが間違っているので、これは誤った組み合わせです。

選択肢4. aとd

日本人の髪色として多くみられる黒色がドライヤーの紫外線アルコールなどによってタンパク変性を起こすと変色するというaも、健康な毛髪の水分量は約13%で、11%以下なら乾燥性毛や損傷している状態というdも合っているので、これが正しい組み合わせです。

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