理容師の過去問
第31回
皮膚科学 問29
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問題
第31回 理容師国家試験 皮膚科学 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚及び皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 皮膚の健康に必要な栄養は、常に体内から血液などによって供給される。
- サンスクリーン剤は、紫外線を吸収する成分あるいは反射・散乱させる成分を含んでいる。
- 糖尿病では、細菌や真菌による皮膚疾患にかかりやすい。
- 油性のフケ症の人は、皮膚を刺激しないために、シャンプーによる洗髪の回数をなるべく少なくする。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 皮膚の健康に必要な栄養は、常に体内から血液などによって供給されます。
2 サンスクリーン剤は、紫外線を吸収する成分あるいは反射・散乱させる成分を含んでいます。
3 糖尿病では、細菌や真菌による皮膚疾患にかかりやすくなります。
4 油性のフケ症の人は、シャンプーによりしっかり洗うことが大切です。
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02
油性のフケ症の人はよくシャンプーして汚れをしっかり落とすことが大切です。特に頭皮をしっかり洗います。
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03
答えは4です。
1、
皮膚は体内の毛細血管から栄養を供給されています。
よって、正しいです。
2、
日焼けするのは、太陽光線の紫外線の影響です。
その為、日焼け止め剤(サンスクリーン剤)には、紫外線を吸収する成分や紫外線を反射散乱させる成分が入っています。
よって、正しいです。
3、
糖尿病になると、細菌や真菌による皮膚疾患にかかりやすくなります。
その原因は、糖尿病だと皮膚が乾燥し痒くなります。
乾燥によるバリア機能が落ちるのと、痒いことで皮膚をかき、傷が出来ます。
他に、免疫能力が落ちるので、皮膚の感染症にかかりやすくなります。
よって、正しいです。
4、
あぶら性の人は、皮脂の分泌が多いです。
その為、あぶら性によるフケ症になりやすいです。
あぶら性のフケ症は、よくシャンプーをする必要があります。
よって、(少なくする)→(多くする)の間違いです。
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