理容師の過去問
第31回
皮膚科学 問30
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問題
第31回 理容師国家試験 皮膚科学 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚疾患と病原体に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 伝染性膿痂疹(トビヒ) ヒゼンダニ
- 青年性扁平疣贅 ウイルス
- 尋常性毛瘡(カミソリカブレ) 化膿菌
- 頭部白癬(シラクモ) 真菌(カビ)
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この過去問の解説 (3件)
01
1 伝染性膿痂疹(トビヒ)は、細菌が病原体です。
2 青年性扁平疣贅は、ウィルスが病原体です。
3 尋常性毛瘡(カミソリカブレ)は、化膿菌が病原体です。
4 頭部白癬(シラクモ)は、真菌(カビ)が病原体です。
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02
トビヒは化膿菌、ヒゼンダニは疥癬です。
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03
答え1です。
この問題は、難しそうな漢字が並んでいて、嫌になりそうですが、代表的な皮膚疾患は限られているので、その一部を覚えておくことで、ある程度選択しやすくなります。
【細菌(化膿菌)による皮膚疾患】
伝染性膿痂疹(トビヒ)
尋常性毛瘡(カミソリカブレ)
【ウイルスによる皮膚疾患】
青年性扁平疣贅
単純性疱疹(単純ヘルペス)
【真菌(カビ)による皮膚疾患】
頭部白癬(シラクモ)→白癬菌
癜風→癜風菌
ガンジダ性指間糜爛症→ガンジダ
【動物による皮膚疾患】
虱症→しらみ
1、
伝染性膿痂疹は細菌による皮膚疾患です。
よって、(ヒゼンダニ)→(細菌(化膿菌))の間違いです。
2、
青年性扁平疣贅はウイルスによる皮膚疾患です。
よって、正しいです。
3、
尋常性毛瘡は細菌による皮膚疾患です。
化膿菌とは、細菌のことです。
よって、正しいです。
4、
頭部白癬は真菌の中の白癬菌による皮膚疾患です。
よって、正しいです。
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