理容師の過去問
第32回
皮膚科学 問27

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問題

第32回 理容師国家試験 皮膚科学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚付属器官に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 毛は、その中心部から順に毛髄質、毛皮質、毛小皮の3層からなる。
  • 頭毛には生長期、退行期、休止期という生長周期がある。
  • 健康な成人の頭毛では、全体の85~90%が休止期である。
  • 爪には、生長周期がなく、絶えず生長を続けている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

健康な成人の頭毛の場合、全体の85~90%が「成長期」にあります。 
休止期にある頭毛は9~14%です。

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02

答えは3です。

【毛】
・人体には、約130~140万本の毛が生えています。
・頭毛は、約10万本生えています。
・毛は、1本ごと独立して成長周期を繰り返しています。
→成長周期(毛周期)は、成長期→退行期→休止期という周期です。
・毛の主成分はタンパク質のケラチンです。
・毛は、中心から毛髄質、毛皮質、毛小皮という3層構造です。

1、
毛は、中心から毛髄質、毛皮質、毛小皮の3層構造です。
よって、正しいです。

2、
頭毛は、成長期→退行期→休止期という生長周期で生えています。
よって、正しいです。

3、
健康な成人の頭毛は、全体を100%とした時、
成長期(85~95%)
退行期(1%)
休止期(9~14%)
の、割合になります。

よって、全体の85~90%は成長期の毛なので、(休止期)→(成長期)の間違いです。
これが正解になります。

4、
爪は、表皮の角質層が変形したものなので、主成分はタンパク質のケラチンです。
爪には成長周期はありません。

よって、正しいです。

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03

正解は、 3 です。

1 毛は、その中心部から順に毛髄質、毛皮質、毛小皮の3層からなっています。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。

2 頭毛には生長期、退行期、休止期という生長周期があります。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。

3 健康な成人の頭毛では、全体の85~90%が成長期です。質問は、誤っている記述を聞いているので、3 が正解です。

4 爪には、生長周期がなく、絶えず生長を続けています。質問は、誤っている記述を聞いているので、不正解です。

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