理容師の過去問
第34回
公衆衛生・環境衛生 問10

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問題

第34回 理容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

衛生害虫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ハエは、日本脳炎を媒介する。
  • 蚊は、幼虫、サナギを経て、短いものでは2週間程度で成虫となる。
  • シラミには、頭部に寄生するアタマジラミという種類のものがいる。
  • ダニは、虫体だけでなく、その糞もぜんそくの原因となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

日本脳炎を媒介するのは「蚊」です。
ハエが媒介するのは、赤痢やポリオなどです。

参考になった数3

02

(1)は間違いです。
日本脳炎は蚊が媒介する疾患です。
ハエは、消化器系の赤痢、チフス、コレラ、O-157、ポリオを媒介します。

(2)蚊は成虫になるのが速く、寿命もとても短いです。
ハエなどは成虫になるのにもっと時間がかかります。

(3)人に寄生するシラミには、アタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミの3種類があります。

(4)ダニの死骸や糞が入った埃を吸い込むこともぜんそくの原因です。

参考になった数2

03

正解は1です。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した豚の血液を吸った(アカイエカ)に刺されることで感染します。

1が誤った説明です。

蚊は早ければ10日から15日で、卵から幼虫、サナギを経て成虫になります。

2が正しい説明です。

シラミには、頭髪につくアタマジラミと衣類につくコロモジラミ、成人の陰毛につくケジラミがあります。

3も正しい説明です。

ダニは、その虫体(死骸)やぜんそくの原因であるアレルゲンになります。

4も正しい説明です。

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