理容師の過去問
第34回
皮膚科学 問27
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問題
第34回 理容師国家試験 皮膚科学 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- ヒトの頭毛の数は、約1万本とされている。
- 毛の細胞は、細胞分裂が盛んに行われる毛母でつくられる。
- 毛は、皮膚表面に出ている部分を毛幹、皮膚の内部にある部分を毛根という。
- 毛は、中心部から毛髄質、毛皮質、毛小皮の3つの層よりなっている。
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この過去問の解説 (3件)
01
ヒトの頭毛の数は約10万本とされています。
(2)は正しいです。
毛の細胞は、細胞分裂が盛んに行われる毛母で作られています。人体の中で最も速く分裂する細胞の一つです。
(3)は正しいです。
皮膚表面に出ている部分ー毛幹
皮膚内部にある部分ー毛根
(4)は正しいです。
毛の構造は3層になっています。
カッパ巻きに例えると分かりやすいです。
きゅうりの部分(中心)ー毛髄質
お米の部分(中間)ー毛皮質
のりの部分(外側)ー毛小皮
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02
ヒトの頭毛の数は、約「10」万本と言われています。
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03
正解は1です。
人間の頭毛の数は、人種によって差がありますが黒髪である日本人の頭毛は平均して10万本といわれています。
1が誤った説明です。
毛の細胞は、毛根の根元の毛球に存在する毛母の細胞が分裂・増殖し角化してできるものです。
2は正しい説明です。
毛は、皮膚の表面に出ている部分が毛幹と呼ばれ、皮膚の内部にある部分が毛根と呼ばれます。
3も正しい説明です。
毛の構造は、中心部から表面に向かって毛髄質、毛皮質、毛小皮で構成されています。
4も正しい説明です。
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