理容師の過去問
第34回
理容の物理・化学 問31
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問題
第34回 理容師国家試験 理容の物理・化学 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
温度と熱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- セルシウス温度( セ氏温度 )の目盛は、1気圧における水の氷点と沸点をもとに定められている。
- 水と氷を入れた水枕では、氷の融解が続いている間は温度上昇はみられない。
- タオルの煮沸消毒で、湯浴内が加熱沸騰している間、水温は沸点で一定に保たれる。
- 冷えた空気は上方へ移動するので、冷房機器は部屋の下部に設置すると冷房効果が高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
セルシウス温度の目盛は1気圧のもとで、水の沸点を100℃氷点を0℃と定め、その間を100等分したものです。
(2)は正しいです。
融解とは固体が液体に変わることをいいます。
水枕の中の氷が無くなるまでは温度の上昇はありません。
(3)は正しいです。
液体の内部からも気化が起こる現象を沸騰といいます。
沸騰しているということは、液体の沸点に達しているということです。
沸騰している間は沸点で一定に保たれます。
(4)は間違いです。
冷えた空気は下へ、温かい空気は上へ移動するので、冷房機器は上部へ設置した方が効果的です。
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02
正しくは以下のとおりです。
冷えた空気は「下」方へ移動するので、冷房機器は部屋の「上」部に設置すると冷房効果が高い。
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03
正解は4です。
日常的に使われるセルシウス温度(セ氏温度・℃)の目盛りは、1気圧のもとで氷点を0℃、沸点を100℃という基準で定めたものです。
1は正しい説明です。
水と氷を入れた水枕の中で氷が融けていき(融解)、すべてが融けてしまうまでほぼ0℃で温度の上昇(下降)はありません。
2も正しい説明です。
煮沸消毒において沸騰(液体内部から蒸発が起きている状態)している間は、水温は沸点(ほぼ100℃)を示し上昇も下降もしません。
3も正しい説明です。
冷えた空気は暖かい空気と比べると密度が大きいため、下方へと移動していくので冷房機器は部屋の上部に設置するのが効率的です。
4が誤った説明です。
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